ユニフレームの焚き火テーブルといえば、軽くて広くて耐熱性があるためキャンプで非常に人気が高いテーブルです。
しかしこの焚き火テーブル、
シルバーを基調としたデザインがイマイチという声もチラホラ。
僕みたいにブラックだったら良かったのにって思う人も多いはず!
それなら自分で塗装しちゃいましょう。
ということで、この記事では焚き火テーブルをマットブラックに塗装するやり方を詳しく紹介していきます!
ちなみに、DIYが面倒な場合はWhole Earthのヒートレジスタントサイドテーブルもあります。
ユニフレーム焚き火テーブルの塗装に必要なもの
まず、今回の焚き火テーブル塗装に使ったものがこちら。
- 無水エタノール
ミッチャクロン マルチ(※これは不要!)- オキツモ 耐熱塗料
- 適当な布
- ゴム手袋
- ドライバー(電動じゃなくても可)
それから、今回僕は室内で換気をしつつ適当に段ボールを敷いてやったのですが、段ボールが少なかったため床に塗料が飛散して後始末が面倒でした。
壁や床の保護にはマスカーがあると便利です。
ユニフレーム焚き火テーブルを塗装するやり方
では、焚き火テーブルを塗装していきましょう。
ウッドフレームを外す
塗装したいのはシルバーの金属部分のみのため、まずは両サイドのウッドフレームを外す必要があります。
ウッドフレームはネジで止まっているため、プラスドライバーがあれば簡単に外せます。
外したネジは失くさないように注意しましょう。
脱脂する
続いて、綺麗に塗装するために脱脂をしていきます。
金属に手指の脂が付着した状態で塗装すると汚くなりやすいため、脱脂はマストじゃないですがやった方が良いです。
ここからはゴム手袋を装着して作業しましょう!
脱脂は布に無水エタノールを含ませて拭くだけです。
天板、ロック金具、脚も忘れずに脱脂しましょう。
塗装する
いよいよ塗装をしていきます。
そして、僕はここで気づかずに大きな過ちを犯してしまいました。
それが、下地にミッチャクロンを吹いてしまったのです。
ミッチャクロンとは、塗料をより密着させて綺麗に仕上げるためのプライマーと呼ばれるものなのですが、ミッチャクロンには耐熱性がないため、耐熱塗料の下地に使うとせっかくの耐熱性が台無しになってしまうようです。
この時の僕はそれを知らずにミッチャクロンを使ってしまいました。
結果どうなったかは、後ほど「実際にキャンプで使ってみた」の部分でお見せします。
なにはともあれミッチャクロンは絶対に使っちゃダメ!
ということで、皆さんはプライマーは使わずにいきなり耐熱スプレーを吹いちゃいましょう。
できるだけムラにならないように、天板の天面と側面、ロック金具に満遍なくスプレーしていきます。
全体を塗装したら立てて乾かします。
脚も満遍なく塗装していきます。
ちなみに僕は脚を寝かせた状態で塗装してしまったのですが、
脚は立てた状態で塗装した方がやりやすかったことに乾かすときに気づきました。
皆さんは絶対にこうやった方が良いです。
塗料の説明に24時間乾燥させると書いてあったので、しっかりと24時間乾かしました。
天板に少し液溜まりができちゃったり脚はけっこう塗装ムラができてしまいましたが、そこまで目立たないのでまぁ良いでしょう。
この辺りは素人のDIYということでご愛敬!
ウッドフレームを付け直す
塗装が乾いたらウッドフレームを付け直します。
完成
これで完成です。
いざ設営してみたところ、
ロック金具を開いた状態で塗装したので、ロックを閉めた際に裏に塗装残しがあったことに気づきました。
仕方ないのでここだけ追加で塗装することに。
皆さんはここも忘れずに塗装するようにしてください。
設営時に見えない部分は気にしないのであれば、初めからロックを閉じた状態で塗装するのが楽ですね!
さて、気を取り直して再塗装後の完成形がこちらです。
よく見ると塗装ムラはありますが、充分に満足できる完成度に仕上がりました。
この時、後に悲劇が起きることを知らずに…
実際にキャンプで使ってみた
ブラックに塗装した焚き火テーブルを実際にキャンプで使ってきました。
ちなみに下に装着しているのは、焚き火テーブルにシンデレラフィットするIKEAのステンレス鍋敷きです。
これがあると下にも物を置けるようになるので超絶便利です!
塗装前のキャンプ
塗装前は、個人的な好みとしてシルバーが気に入らなかったですが、
塗装後のキャンプ
ブラックにして最高に気に入りました。
ウッドフレームもダークブラウンに塗装したらもっと良い感じになりそうです。
…しかし、そんな風に思ってたのも束の間、熱したダッチオーブンを焚き火テーブルに置い瞬間に悲劇が起きました。
「ジュっ」という何かが焼ける音が鳴って、ダッチオーブンを除けると見事に痕が付いていました。
これをInstagramに載せたところ、親切なフォロワーさんが恐らくミッチャクロンの影響ということを教えてくれて、ミッチャクロンNGということを知った流れです。
焚き火テーブル最大のメリットの耐熱性がなくなったら本末転倒も良いところだよね…
もちろんミッチャクロンを吹かなくても塗装をしてる以上は多少は痕ができるとは思いますが、恐らくここまでにはならないと思われます。
これは憶測の域を出ないので、いつか塗装をはがしてミッチャクロンなしで再チャレンジしてみようと思います。
まとめ
ユニフレームの焚き火テーブルをマットブラックに塗装する方法を紹介しました!
盛大に失敗もぶちかましてしまいましたが、そこも含めて参考になれば嬉しいです。
やるときは絶対にミッチャクロンはしないこと。これが僕との約束です!
DIYに必要なもの
ユニフレームにこだわらないなら