今までポータブル電源はいくつか使ったことがありますが、有名どころのブランド製品であれば、正直どれも大差ないと思っていました。
しかし、そんな僕の固定観念をぶち壊してきた最強のポータブル電源があります。
それがEcoFlow DELTA Max2000です!
これが「X-Stream」や「X-Boost」といった独自のスーパー技術が搭載されているうえに、2016Whという超大容量で、まさに化け物のようなポータブル電源になっています。
この記事では、そんなDELTA Max2000を詳しくレビューしていきます!
EcoFlow DELTA Max2000の基本情報
サイズ | 497×242 × 305mm |
重量 | 約22kg |
バッテリー | 三元素リチウムイオン |
バッテリー容量 | 2016Wh / 50.4V |
出力 | AC出力×6 USB-A出力×2 USB-A急速充電×2 USB-C出力×2 シガーソケット出力×1 DC5521出力×2 |
入力 | AC入力 ソーラーチャージャー入力 シガーソケット入力 |
使用温度範囲 | -20℃~40℃ |
充電温度範囲 | 0℃~40℃ |
その他機能 | X-Boost機能 X-Stream機能 アプリ対応(Wi-Fi対応) |
参考価格 | ¥242,000(税込) |
DELTA Max2000は容量も本体サイズも大きい、超パワフルなポータブル電源です。
価格もとっても重量級…!笑
- DELTA mini(882Wh):¥115,500
- DELTA 1000(1008Wh):¥129,800
- EF DELTA(1260Wh):¥139,500
- DELTA Max1600(1612Wh):¥187,000
- DELTA Max2000(2016Wh):¥242,000
- DELTA Pro(3600Wh):¥399,300
EcoFlowのDELTAシリーズには上記のラインナップがあり、DELTA Max2000は上から二番目の大容量を誇るモデルです。
EcoFlow DELTA Max2000の外観・機能性
外観
まずは付属品から見ていきましょう。
- AC充電ケーブル
- シガーソケット充電ケーブル
- ソーラーチャージャー充電ケーブル
- DC5521-DC5525ケーブル
- ユーザーマニュアル&保証書
AC充電、シガーソケット充電、ソーラー充電の3パターンの充電ケーブルが付属してます!
本体の正面には「ECOFLOW MAX」のロゴ。
上部には放熱口があります。
ハンドルは左右に出っ張った形状です。
格納式ではないので多少かさばりますが、約22kgという本体重量を支えるためには仕方ないでしょう。
底面は左右がラバーっぽい滑り止め感のある素材になっています。
各出力や機能
向かって右側はディスプレイと各種USB出力、電源ボタンがあります。
- USB-A出力×2
- USB-A急速充電×2
- USB-C出力×2
向かって左側はAC出力とDC出力があります。
- AC出力×6
- シガーソケット出力×1
- DC5521出力×2
USB・AC・DC、全部合わせると15ポートもの出力があります!
上部のカバー部分を開くと本体の充電ポートなどがあります。
- ソーラーチャージャー/シガーソケットDC充電ポート
- X-Stream/カスタム充電切り替えボタン
- AC充電ポート
- 充電過負荷保護ユニット
背面にはエクストラバッテリーの接続ポートが2つあります。
別売りのエクストラバッテリーを接続することで、最大6,048Whまで容量を拡張できます。
ソーラーパネル接続も可能
別売りのソーラーパネルを接続すればソーラー充電も可能です。
EcoFlow DELTA Max2000のおすすめポイント
それではここから、実際に触ってみて感じたDELTA Max2000のおすすめポイントを紹介します。
- とにかく最先端のポータブル電源感がヤバい
- どんなサイトも電源サイトに早変わりする
- 車中泊には最強の相棒になりそう
- 災害時の備えにもこの上なし
それぞれ紹介していきます!
とにかく最先端のポータブル電源感がヤバい
まず何より、DELTA Max2000は色々と機能性が高くて、超最先端のポータブル電源な感じがヤバいです。
X-Stream技術による超急速充電
まずは「X-Stream」というEcoFlow独自の特許技術が搭載されていて、超高速で本体充電が可能です。
その速さたるや、家庭用コンセントからたった1時間で80%の充電ができてしまうほど。
そのままフル充電も2時間足らずで完了します。
これがどれだけ速いって、他社製品は容量に関わらず満充電まで7時間とか8時間とかザラですからね。
もしキャンプ直前に充電を忘れたことに気づいても、EcoFlowならサクッと充電できてしまいます。
謎のスーパー技術「X-Stream」は本当にヤバいです。笑
X-Boost技術であらゆるデバイスを使用できる
そして、もう一つの謎のスーパー技術が「X-Boost」という機能。
これはポータブル電源側の定格出力以上の消費電力の家電でも駆動させられるという、もうこれこそ本当に謎すぎるすごい技術です。
DELTA Max2000は定格出力が2000Wですが、このX-Boost機能を使えば合計2400Wまでの家電を動かせます。
(定格2000Wの時点で化け物ですが。)
消費電力が大きい家電の代表として、電子レンジやドライヤーでも消費電力は1200~1500W程度なので、単体で2000Wを超える家電は一般家庭ではほぼありませんが、
スマホ充電なども含めて、2400Wまでなら複数のデバイスを同時に駆動させられるのは安心感が桁違いです。
僕の家にある出力1200Wのドライヤー2台を同時に駆動させて検証してみました。
どちらも最大出力で試したところ、ちょっと見にくいですが、本体のディスプレイに出力合計「1953W」と表示されています。
(ドライヤーは常時1200Wの最大出力まで出すわけじゃないようですね。)
つまり余裕で駆動できたので、DELTA Max2000で駆動できないデバイスは一般家庭にはほぼないと思って良いでしょう。
ただこの検証中、電源本体のファンはさすがに結構大きな音を立ててました!
2016Whの超大容量
DELTA Max2000は2016Whという超大容量のバッテリーを搭載しています。
これが具体的にどれくらい使えるのかというと、
- エアコン(600W):3.3時間
- 電気ケトル(1500W):1.3時間
- 電子レンジ(1300W):1.5時間
- 炊飯器(1000W):2時間
- 冷蔵庫(120W):16.8時間
- テレビ(110W):18.3時間
- ドライヤー(1200W):1.6時間
- ノートPC(60Wh):33回満充電
実にこれだけ使えます。
パッと見では電子レンジが1.5時間など短くも感じますが、電子レンジなんて使っても数分~十数分なので充分ですよね。
そもそも、従来は1000Wオーバーの家電を駆動させらるポータブル電源自体がほぼなかったので、DELTA Max2000のパワーは凄まじいものがあります。
専用アプリでスマホ操作できる
本体とペアリングして専用のEcoFlowアプリを使えば、スマホから各種操作も可能になります。
アプリではバッテリー残量や本体の温度、入力・出力の数値がわかるほか、
それぞれの電源マークをタップすれば、AC・DC・USBの各出力のON/OFFや、X-Boost機能のON/OFFも制御できます。
例えば寝袋の中から遠隔で電気毛布のON/OFFができて便利ですね!
他にも細かい設定も色々といじれるので、アプリの完成度・使い勝手は非常に高くて素晴らしいです。
このように、DELTA Max2000はとにかく最先端の機能性が詰まりまくっています。
- X-Stream
- X-Boost
- 2016Whの超大容量
- 専用アプリ
冒頭でも言いましたが、僕はぶっちゃけポータブル電源なんてどれも同じと思っていましたが、この機能性の高さには本当に衝撃を受けました。
他社のポータブル電源と比べても、忖度抜きにEcoFlow製品は機能性がズバ抜けてます。
ただ、これも正直に言って、ここまでの機能性が必要なの?と思う方も多いと思います。
でもですね、高価で気軽に買い替えられないポータブル電源だからこそ、キャンプスタイルが変わったりして買った後にスペック不足で後悔するよりも、最初から最高性能の物を選んでしまうのもひとつの正解といえます。
DELTA Max2000を持っておけば、ポータブル電源に困ることはまず無いでしょう!
どんなサイトも電源サイトに早変わりする
そして、これだけ大容量かつパワフルなポータブル電源があれば、どんなサイトでも電源サイトに早変わりします。
電化製品を多用していてキャンプ場選びは電源サイトしか選択肢がなかった人でも、DELTA Max2000があれば色んなサイトを楽しめるようになります。
しかも電源サイトは1000Wまでしか使えないなど条件が限られる場合もあり、DELTA Max2000ならワット数の高い機器も扱えるので、時には電源サイトより便利な場合すらあります。
ノートPCもほぼ無制限で使えるようになるので、キャンプしながらノマドワークなんて最高ですね。
冬キャンプでは電気毛布を接続すれば暖かく寝れます。
電気毛布はコンパクトになるし、薪ストーブとかより後片付けも楽なのでおすすめです。
車中泊には最強の相棒になりそう
「なりそう」と曖昧な書き方をしたのは、僕は車中泊をしたことがないからです。
ただ、DELTA Max2000は間違いなく車中泊に最高でしょう。
電子レンジや電気ケトルなど何でも駆動させられて、しかも超大容量なので、何泊もする車中泊の旅の素晴らしい相棒になること間違いなしです。
これまた僕は詳しくはないのですが、キャンピングカー用の電源としても最適なのではないでしょうか。
災害時の備えにもこの上なし
そしてポータブル電源の大きなメリットは、アウトドアで使えるだけではなく災害時の備えにもなることですね。
しかも2016Whの大容量なので、数あるポータブル電源の中でも最高の備えになります。
DELTA Max2000が家にあるだけで安心感がヤバいです。
お借りしてる物だけど返したくない。笑
EcoFlow DELTA Max2000の欠点・注意点
もちろん欠点に感じるポイントもいくつかあります。
- 大きくて重い
- 価格が高い
ここも率直にレビューしていきます!
大きくて重い
DELTA Max2000が自宅に届いてまず感じたのが、大きくて重いです。
この大容量のポータブル電源としてはサイズも重さも仕方ないのですが、約22kgという本体重量は見た目以上にずっしりとしていて、持ち上げる時は毎回少し気合いが必要です。笑
まぁポータブル電源を使うキャンプは車移動が大前提になるので、積み下ろしだけ頑張ればOKです!
あとはキャンプサイトにレイアウトする際に、重さゆえに置き台の耐荷重に少し気を使います。
僕の場合は、フィールドラック(耐荷重30kg)に乗せるのがベストという結論に至りました。
フィールドラックって持ってると本当に便利よね。
それと、僕みたいにソロキャンプがメインの場合は、DELTA Max2000だとサイズ的にもやはり大袈裟になってしまいます。
ソロならもっと小型のポータブル電源の方がバランスも良いし扱いやすいです。
なので、ソロキャンプには下位シリーズのEcoFlow RIVER Proがおすすめです。
反対に、DELTA Max2000は、そのスペックからグループキャンプやファミリーキャンプに適しています。
僕は容量500Wh程度のポータブル電源を使ったことがありますが、1人分の電気毛布を一晩使えばそれだけで容量がほぼ尽きてしまうので、人数が多いキャンプならDELTA Max2000の容量2016Whというのはとても安心です。
サイズ感や重いというデメリットを加味しても、便利なことは間違いありません。
ソロキャン中心の今の僕のスタイルにはオーバースペックですが、ファミキャンするようになったら欲しい!
また、ソロキャンプの場合でも、前述の通り車中泊を楽しむ方ならDELTA Max2000は第一候補のポータブル電源になるでしょう。
価格が高い
定価¥242,000という価格は、やはりパンチが効いてますよね。
この大容量のポータブル電源であれば決して高すぎないとはいえ、気軽に買える価格ではありません。
ただ、アウトドアで使えるだけでなく災害時の予備電源にもなるため、安心を買うという意味も考えると、思い切って購入する価値は大いにあると思います。
【まとめ】ポータブル電源「EcoFlow DELTA Max2000」をレビュー
ポータブル電源「EcoFlow DELTA Max2000」を詳しくレビューしました!
X-StreamやX-Boostといった他社が真似できない最先端技術を搭載していて、2016Whという超大容量を誇る、まさに最強のポータブル電源です。
他社製品も含めてポータブル電源は市場にあふれるほどありますが、EcoFlow製品は最高峰の性能を持っていることは間違いありません。
- グループキャンプ、ファミリーキャンプが中心の人
- 電源サイトをよく利用する人
- 車中泊をする人
- 災害時の備えをしっかりしておきたい人
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