【レビュー】CLAYMORE FAN V600+がキャンプの扇風機に最高!ルーメナーと比較してクレイモアを選んだ理由

キャンプといえば夏のイメージもありますが、

うだるような暑さなので僕は夏キャンプがあまり好きじゃありません。

でも、そんな夏キャンプを快適にする最高のギアを手に入れました。

それが「CLAYMORE FAN V600+」という充電式のポータブル扇風機です!

これがキャンパーなら全員買うべきなくらいおすすめなので、

今回はこのポータブル扇風機を超詳しくレビューしていきます!

たろー

後半ではルーメナーとの比較もしますよ!

目次

CLAYMORE(クレイモア)とは?

「CLAYMORE(クレイモア)」は、韓国企業のPRISM社が展開するアウトドアブランド。

ルーメナーの対抗馬として明るいLEDランタンの「クレイモア ウルトラ シリーズ」を発売し、その知名度を上げました。

CLAYMORE ULTRA+ Lサイズ
プリズム(Prism)

アウトドア向けLEDライトが主力商品のブランドですが、

今回紹介するポータブル扇風機の「CLAYMORE FAN V600+」も大ヒット商品となっています。

たろー

ヘリノックスといい韓国は素晴らしいアウトドアブランドが多いですね!

CLAYMORE FAN V600+の基本情報

スペック

商品名CLAYMORE FAN V600+
本体サイズ幅243mm×奥行き226mm×高さ350mm
(専用三脚を装着時)
重量約600g
バッテリー容量7,800mAh
連続使用時間最大風速:約7時間
最小風速:約32時間
充電時間4.5時間
USB入力USB Type-C 5V/2
付属品USB充電ケーブル(USB Type-C)、専用三脚(本体 三脚ネジ穴内蔵)
価格(税込)6,986円

7,800mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載した、ワイヤレスのポータブル扇風機です。

アウトドアとも相性が良いデザインで、扇風機としてはもちろんサーキュレーターとしても活用できます。

新型「V600+」と旧型「V600」の違い

V600+」という名前からもわかるように旧型「V600」の後継機種です。

旧型もまだAmazonなどで購入できますが、違いは以下の3つです。

「V600+」と「V600」の違い
  1. バッテリー容量アップで連続使用時間が長くなった
  2. USB Type-C充電になって便利に
  3. モバイルバッテリー機能がなくなった
たろー

主にバッテリー周りに改良が加えられました!

新型「V600+」旧型「V600」
バッテリー容量7,800mAh6,000mAh
連続使用時間最大風速:約7時間
最小風速:約32時間
最大風速:約5時間
最小風速:約15時間
充電時間4.5時間4時間
USB入力USB Type-Cmicro USB

最大のポイントは、最小風速時の連続使用時間がなんと倍以上になったこと。

また、旧型は充電端子がmicro USBでしたが新型はUSB Type-Cになっています。

USB Type-Cの方が高規格のため、バッテリー容量が増えているのに充電時間は30分しか変わりません。

最近はどんどんUSB Type-Cの製品が増えているので、充電ケーブルを一元化できるという意味でも嬉しい変更ですね。

また、連続使用時間を伸ばすために、旧型にはあったスマホに給電できる「モバイルバッテリー機能」が削除されています。

ここは個人的な感想ですが、

モバイルバッテリーは常に別で持ち歩いてるし、こういう「モバイルバッテリーにもなる機能」って使った試しがないので全く不要だと思ってます。

その機能を削除することで、メイン用途である扇風機としての連続使用時間が倍以上になるなら、なおさら大歓迎です。

たろー

なので今から買うなら新型「V600+」が絶対におすすめです!

同梱物

同梱物
  • 本体
  • 専用三脚
  • 充電ケーブル(USB Type-C)
  • 取扱説明書

こちらが「CLAYMORE FAN V600+」の同梱物です。

パッケージのデザインもおしゃれで良い感じ。

別売りの専用ケースがある

別売りですがV600/V600+共通の専用ケースもあります。

本体をすっぽり収納できて三脚を収納するためのポケットも付いています。

蓋の裏ポケットに充電ケーブルや小物も収納できて便利です。

たろー

絶対にセットで買うのをおすすめします!

組み立て方

本体の接続部分の溝に合わせて専用三脚を刺し込みます。

奥まで刺したら時計回りに回してロックします。

これだけで組み立ては完了です。

専用三脚も含めてとても質感が高いです。

ちなみに脚の先端にはゴムが付いていて、しっかり滑り止めになっています。

45度まで角度調節可能

三脚の装着時は上向きに最大45度まで角度調節が可能です。

ほんの少しですが下にも傾きます。

操作方法

風力調節機能

CLAYMORE FAN V600+」の操作は上部のボタンで行います。

左側の扇風機マークのボタンが動作ON/OFFと風力調節のボタンです。

1回押すたびにランプ点灯数が増えて風力が強まります。

4つ点いた状態でもう1回押すとランプが消灯してOFF状態になります。

  • 消灯状態:OFF
  • 1つ点灯:超微風
  • 2つ点灯:微風
  • 3つ点灯:弱風
  • 4つ点灯:強風

タイマー機能

CLAYMORE FAN V600+」には就寝時などに便利なタイマー機能もあります。

右側の時計マークのボタンがタイマー機能です。

1回押すたびにランプ点灯数が増えてタイマー時間が1時間ずつ増えます。

4つ点いた状態でもう1回押すとランプが消灯してタイマーOFFになります。

  • 消灯状態:タイマーOFF
  • 1つ点灯:1時間タイマー
  • 2つ点灯:2時間タイマー
  • 3つ点灯:3時間タイマー
  • 4つ点灯:4時間タイマー

バッテリー残量の確認方法

動作OFFの状態で左側の扇風機マークのボタンを押すと動作ONになり、5秒間だけ右側のランプも点灯します。

このときの右側のランプの点灯数が、おおよそのバッテリー残量を示しています。

  • 4つ点灯→残量100%~75%
  • 3つ点灯→残量75%~50%
  • 2つ点灯→残量50%~25%
  • 1つ点灯→残量25%~1%

風力を検証

4パターンの風力を比較するとこんな感じです。

どの段階も明確に風力の違いがあって、かなり使い分けしやすい風力設定といえるでしょう。

手頃なサイズながら強風だとかなりの風力を感じられて涼しいです。

超微風も絶妙なさじ加減で、しっかり風を感じながらも付けっぱなしにしても気にならない程度。

ちなみに動作音はそれなりにしますが、想像通りのレベルといった感じ。

特別うるさかったりはしないので気にする必要はないでしょう。

充電しながら使用可能

充電しながら使用することもできます。

単体でも十分な連続動作時間がありますが、ポータブル電源があるとバッテリー切れをほぼ気にせずに使うことができます。

CLAYMORE FAN V600+のおすすめポイント

夏キャンプが超快適になる

ポータブル扇風機があると夏キャンプが超快適になります。

僕は去年までもキャンプ用の扇風機が欲しい欲しいと思いながら、結局買わずに暑さを我慢していました。

たろー

でもね、もっと早く買っておけば良かった。笑

まだ近場で試してみただけですが屋外でも本当に涼しいです。

「ポータブル扇風機なんてどうせそんな涼しくないだろう」と舐めていた部分もありましたが、最近の製品は本当にすごいですね。

大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感

サイズ感も最高です。

グループキャンプで使うにも小さすぎないし、ソロキャンプで使うにも大きすぎない。

キャンプで一番使いやすいサイズはコレだという絶妙なサイズです。

2Lのペットボトルと比較すると大きさがわかりやすいですね。

しかも約600gと非常に軽量。

ワイヤーハンガーのおかげで片手で楽々と持てるので、持ち運びやすさも抜群です。

アウトドアにぴったりのデザイン

デザインもアウトドアにぴったりです。

全体的にややミリタリー調で、三脚がスラっと伸びたスタイリッシュなデザイン。

いかにもな扇風機感がありません。

しかも三脚という設置方法のおかげで、上記の写真のように少し不安定な場所でも安定して設置可能です。

背面のUSBポートには密閉性の高いゴムカバーがされていて、生活防水・防塵仕様となっています。

たろー

屋外でタフに使っても安心です!

冬キャンプでもサーキュレーターとして活躍

出典:楽天市場

夏場に扇風機として使えるだけではなく、冬キャンプでもサーキュレーターとして活躍します。

テント内で暖房器具を使うと暖かい空気は上に溜まってしまいますが、ファンで風を送って空気を循環させれば、暖気をテント全体に効率的に行き渡らせることができます。

効率化できれば暖房を弱められるので、省エネにも繋がります。

たろー

オールシーズンのキャンプで大活躍します!

色んな設置方法で使える

そして最大の特徴と言っても過言ではないのが、多彩な設置方法ができることです。

専用三脚を使う

まずは付属の専用三脚を使うのが最もスタンダードな使い方。

アウトドアシーンでも安定性が抜群です。

三脚を完全に開くと、こういった小さいテーブルだと脚がはみ出してしまいますが、

脚はどんな開き具合でもちゃんと固定されるので、調節すれば狭い場所でも設置可能です。

またグリルスタンドに乗せるとメッシュの隙間から脚が落ちないか少し不安でしたが、

試してみたところ全く問題なく設置可能でした。

本体をそのまま置く

三脚を外して本体だけで設置することもできます。

ボタン部分とワイヤーハンガーで支えるように調整すると安定します。

吊り下げる

出典:楽天市場

ワイヤーハンガーを使ってランタンフックなどに吊るすこともできます。

これが他の製品にはマネできない個性です。

テント内のサーキュレーターとして使うときに、この設置方法が活躍するでしょう。

ちなみにワイヤーハンガーは無段階でしっかりと固定できるので、吊るしたときに角度の微調整もできます。

一般的な三脚にも取り付け可能

さらに本体には1/4インチのネジ穴が付いていて、カメラ用などの一般的な三脚に装着して使うことも可能です。

これは活用の幅が広がってかなり便利です。

たろー

僕は三脚を色々と持っているので装着してみました!

ベルボン UT-63

僕がメインで愛用しているトラベル三脚に装着してみました。

高さも自由自在なので、通常では届かない高さにも送風できます。

キャンプでキッチンの横とかに設置しても快適そう。

ゴリラポッド

ゴリラポッドにも装着してみた。

待てよ?

ゴリラポッドにも使えるということは…?

たろー

きたこれ。

ゴリラポッドの設置の自由度の高さをそのまま活かせます。

ただでさえ設置の自由度が高いのに無限の可能性が広がりました。笑

ミニ三脚

ミニ三脚にも装着。

これは付属の専用三脚とそこまで変わらないけど、最低高を低くできるメリットはありそうです。

お手入れも簡単

アウトドアでタフに使って汚れても、お手入れもとても簡単です。

前カバーは反時計回りに回すと簡単に取り外しができて、

そのまま水道で丸洗いが可能です。

本体側は水洗い不可ですが、固く絞った雑巾などで汚れを拭き取ればOKです。

届きにくい箇所もなくお手入れ簡単です。

自宅でも大活躍

アウトドアだけではなく、もちろん自宅でも使えます

僕は在宅ワーク中にデスクの片隅に置いて、微風でつけっ放しにしたりしてますが、これが超便利。

「エアコンをつけるほどじゃないけどちょっと暑い」なんてときに本当に最高です。

しかもワイヤレスだからデスクがすっきりするし移動も簡単。

ワイヤーハンガーを使って洗面所に吊るして、お風呂上りに涼むのにも使ってます。
(我が家の生活感とともにお楽しみください。)

設置方法が多彩なので本当に家中のどこでも使えますよ。

たろー

なんなら自宅での方が活躍してるくらい毎日使ってます!笑

特に一人暮らしの方とかだったらこれ1台で、

  1. アウトドア用の扇風機
  2. アウトドア用のサーキュレーター
  3. 自宅用の扇風機
  4. 自宅用のサーキュレーター

このような1台4役の活躍が十分にできる性能を持っています。

たろー

もはやキャンプをしない人にもおすすめです!

CLAYMORE FAN V600+の欠点・注意点

首振り機能はない

CLAYMORE FAN V600+」に首振り機能はありません

グループキャンプで複数人で使いたい場合は1人ずつ使い回す必要があります。

たろー

ただ、個人的な意見として扇風機に首振り機能っていらないと思うんですよね!

首振りさせた扇風機を見るといつも思うのですが、

一人に風が当たるのが一瞬になっちゃうし、首振りの途中で誰にも風が当たらない無駄な時間の方が多くて本当にナンセンス。

なんというか、みんなを幸せにしようとして誰一人幸せになってない感じ。

それなら首を固定して一人ずつ独占して順番に涼んだ方が絶対に良いだろ、っていうのが僕の昔からの考えです。笑

なので首振り機能がないのはデメリットだと思ってません。

複数人で使いたいときも仲良く順番に使えば良いだけです。

むしろ故障のリスクが高まる構造が省かれるのでメリットだと感じるくらい。

首振りさせる方法はなくもない

ちなみにどうしても首振りさせたい場合は、絶対に方法がないわけではありません。

三脚に付けられるという特徴を利用して、「電動雲台」というものを三脚とクレイモアの間に挟めば疑似的に首振りのような機能を持たせられます。

例えばこんなやつですね。

これはカメラのパノラマ撮影などに使われる物ですが、それを応用する裏技みたいな感じ。

ただまぁそこまでするかっていう話なので、首振り機能にこだわるなら後ほど紹介する「ルーメナー」を選んだ方が良いでしょう。

カラーが少しだけ想像と違った

手に取ってみて「あれ?」と思ったのが、本体のカラーが想像と少し違いました。

購入前に上記のページを見てチャコール寄りのグレーを想像していたのですが、

実物はややグリーンがかったカーキともいえる感じのグレーです。(公式のカラー名は「ウォームグレー」)

たろー

改めて色々と製品ページを見てみると、写真によってカラーの見え方がだいぶ違うんですよね。笑

少なくとも、

出典:Amazon

このAmazonのメイン画像は実物のカラーと結構違います。笑
(前カバーはだいたい同じだけど、上部のボタン部分とかが違う。)

出典:CLAYMORE

強いて言うなら公式サイトのこの辺りの画像は近いですが、実物はこれよりもさらにグリーンが強いです。

そして「実物とほぼ同じ」といえる画像は見つかりませんでした。笑
(モニターによって色に多少の違いが出るとはいえ、それにしても。)

ただ想像と少し違ったというだけで、決して実物のカラーが悪いわけではないです。そこはご安心ください。

たろー

念のための注意点として紹介しました!

ルーメナーの扇風機と比較してクレイモアを選んだ理由

出典:楽天市場

キャンプで使うポータブル扇風機で他に有名なのはルーメナーです。

このジャンルを開拓したブランドでもあり、クレイモアが出てくる前は一強って感じでしたね。

今からポータブル扇風機を選ぶとしたら、クレイモアとルーメナーどちらにするかは必ず迷うポイントでしょう。

僕も比較してみて「CLAYMORE FAN V600+」を選んだ理由を紹介します。

ちなみにルーメナーのポータブル扇風機には、

この2つがありますが、クレイモアと似たサイズ感の「FAN PRIME」と主に比較していきます。

設置方法の多彩さ

紹介した通り、クレイモアは置いたり掛けたり三脚に付けたりと設置方法が多彩です。

対してルーメナーはベタ置きしかできません。

アウトドア用途においてここの差は大きいといえるでしょう。

アウトドアにマッチするデザイン

これも紹介した通り、クレイモアはアウトドアにマッチするスタイリッシュなデザインです。

ルーメナーも決してダサくはないと思いますが、

クレイモアに比べるといかにもな扇風機感というか、生活感みたいなのを感じてしまいます。

価格が安い

価格に圧倒的な違いがあります。

機能面はクレイモアの方が魅力的で、さらに価格も安いとなったら、もうクレイモアを選ばない理由がありませんでした。

ルーメナーを選ぶ理由があるとしたら「首振り機能」があることですね。

これも先述の通り僕にはむしろ無い方が良い機能なので、クレイモア一択でした。

たろー

実際に使ってみてクレイモアは本当に大満足です!

【まとめ】CLAYMORE FAN V600+をレビュー

CLAYMORE FAN V600+」を詳しくレビューしました!

キャンプで使うポータブル扇風機が欲しいなら、これを選んでおけば絶対に間違いありません。

デザインも機能性もコスパも全てが最高のアイテムです。

たろー

夏キャンプが驚くほど快適になりますよ!

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