冬キャンプって楽しいけど、めちゃくちゃ寒いですよね。
僕は冬でもガンガンキャンプに行くんですが、いつも普通のスニーカーなので足元が寒いです。
冬キャンプの足元を暖かくしたい!
ってことで、
ノースフェイスの防寒シューズ「ヌプシトラクションライトチャッカ」を買ってみました!
さっそくキャンプで履いてきたので、このシューズを細かくレビューしていきたいと思います。
ノースフェイスのヌプシシリーズとは?どんな意味?
まず「ヌプシシリーズ」というのは、
アウトドアファッションブランド「THE NORTH FACE(ザノースフェイス)」の冬用ブランドラインのひとつです。
このヌプシシリーズには、今回紹介するシューズの他にもダウンジャケットや手袋など防寒用のアイテムがラインナップされています。
ヌプシという言葉の意味は、ヒマラヤ山脈の『Nuptse(ヌプツェ)』という標高が高くて寒い山から取ったそうです。
「ヌプシ」ってかなり発音しづらいですよね。ヌプシッ!笑
ヌプシシリーズのシューズの種類
そんなヌプシシリーズを代表するのが防寒シューズのラインナップです。
シューズだけでも複数の種類があるので、ちょっと紹介しておきます。
ヌプシブーティー ウォータープルーフ
ヌプシシューズの中で一番有名なのが、この「ヌプシブーティー」です。
アウトドア好きなら一度はアウトドアショップで見たことあるんじゃないでしょうか?
文字通りのブーツタイプで、足のすね辺りまですっぽり覆ってくれるので暖かさが抜群です。
他のヌプシシューズもほとんどそうですが、通常のナイロンタイプの他に表生地がウールのタイプもラインナップされています。(ウールタイプは防水効果が少し弱まるようです。)
ヌプシブーティー ウォータープルーフ ショート
先ほどのヌプシブーティーのショートバージョンです。
デザインでこっちを選ぶ人も多そうですね。
ウールタイプはこちら。
ヌプシトラクション ライト ウォータープルーフ チャッカ
そしてこちらが今回僕が購入した「ヌプシトラクションライトチャッカ」。
スニーカータイプの形状で、よりカジュアルに履けるデザインが特徴です。
ヌプシシリーズのシューズで特に人気なのは上記の3タイプです。
他にもモックタイプなどもありますが、長くなるためここでは割愛します。
僕は最初はヌプシブーティーのショートが欲しかったんですが、両方試着したらライトチャッカの方がしっくりきてそっちにしました!
ヌプシトラクションライトチャッカの特徴
では、僕が買ったヌプシライトチャッカの特徴について詳しく解説していきます。
こんな感じでノースフェイスらしいおしゃれな箱に入っていました。
ちなみに僕が買ったのは正式には、
「ヌプシトラクションライトVウォータープルーフチャッカ 2019-20秋冬モデル」で、
ナイロン素材のカラーはブラック(KK)です。
カラーによって素材が違う
説明した通りヌプシチャッカにはナイロンタイプとウールタイプがあって、ラインナップされているカラーが違います。
- ナイロン:ブラック/ネイビー/グリーン
- ウール :ブラック/グレー
そして同じブラックでもナイロンはノースフェイスのロゴがホワイトで、ウールはロゴがブラックだったり違いがあります。
この辺りは毎年少しずつデザインが変わります。
その年にドンピシャで好きなデザインがあるかは運にもよりますね。
ちなみに僕の理想はブラック・ウール・ロゴがホワイトのやつが欲しかったんですが、残念ながらなかったのでナイロンのブラックを選びました!
シューレースじゃなくて実はゴム
試着するまではシューレースを結んで履くタイプのシューズだと思ってたんですが、
靴紐に見えるのは実は伸縮性のあるゴムです。
両端が縫い付けられているので、紐を結ぶ必要はありません。
おしゃれさんはこのゴムを切って好きなシューレースに変えたりするそうですが、僕はゴムのままの方が便利だと思ってそのまま履いています。
とっても軽い
ヌプシチャッカを持ってみて、履いてみて、驚いたのはその軽さです。
サイズによって違いますがだいたい300gちょっとなので、キャンプで履いていてもとても快適です。
撥水加工もされている
正式名称が「ヌプシトラクション ライト ウォータープルーフ チャッカ」であることからもわかる通り、このシューズは撥水加工がされています。
雨や雪の中を歩くときも安心ですね。
暖かい素材で足を覆ってくれる
ヌプシチャッカの最大の特徴は、やはりその暖かさです。
その暖かさの秘訣は、中綿に「サーモライト®エコメイドインサレーション」を封入しているから。
ドヤ顔で言いましたが、素人なのでなんのこっちゃわかりません!笑
要するに、軽量ながらも高い保温力がある素材で足を覆うから暖かいってことです。
滑りにくいアウトソール
アウトソールは滑りにくいラバーソールになっているので安心です。
底面のギザギザは「ノースフェイスオリジナルのやわらかなコンパウンドのラグパターンで仕上げています」とのことで、晴れでも雨でもより滑りにくいように工夫されています。
ちなみにインソールは取り外し可能で、足にフィットしやすいカップインソールになっています。
ヌプシトラクションライトチャッカのサイズ感
シューズとなると、気になるのはやはりサイズ感ですよね。
ずばり、ヌプシチャッカのサイズ感は小さめです。
僕は普段はナイキのスニーカー(エアジョーダン1/エアフォース1/インターナショナリスト)を履いてるんですが、全部27.5cmでぴったりです。
最初にヌプシチャッカの27cmを試着しましたが、小さすぎて足が痛い結果に。
28cmを試着すると程よい余裕もあってちょうどいいサイズでした。
ヌプシチャッカは必ず普段履いているスニーカーのワンサイズ上を買いましょう!
ちなみにヌプシチャッカのサイズ展開は1cm刻みで、26cm/27cm/28cmといった感じです。
例えばスニーカーが27cmか27.5cmの人は、28cmを選ぶのが良いと思います。(個人差があります。)
厚手の靴下でも大丈夫…?
ヌプシチャッカを履くシーンは冬キャンプなど寒いシーンなので、必然的に靴下も厚手なことが多いですよね。
僕も冬キャンプでいつも履いてる「モンベルのメリノウールソックス(極厚手タイプ)」と一緒に、ヌプシチャッカを履いてみました。
最初は少し窮屈で「失敗した…!」と思ったんですが、履いてるうちに慣れてきてキャンプ中に違和感を感じることは全くなかったです。
この辺りはご参考までに!
ヌプシトラクションライトチャッカを冬キャンプで履いてみた感想
では、ヌプシチャッカを実際に冬キャンプで履いてみた感想をレビューします。
ちなみに行ったのは11月末の西湖湖畔キャンプ場(山梨)で、「最高気温7℃/最低気温-2℃」という条件でした。
真冬キャンプではないけど普通に寒い初冬キャンプでの使用となります。
ヌプシチャッカは暖かい
僕は今まで普通のナイキのスニーカーでキャンプに行ってたんですが、
それに比べるとヌプシチャッカはやはり断然に暖かいです。
家の玄関で履いた瞬間から「あっ、違う!」って思えるくらいには効果があります。
暖かいけど過信は禁物
確かに暖かいですが、
ヌプシチャッカを履くだけで冬キャンプの足元の防寒対策は完璧かといったら、そうではないです。
やはり冬のキャンプの寒さは厳しく、夜はこれを履いていても足は少し寒く感じました。
シューズだけではなく、併せて厚手の靴下を履くなどの防寒対策もしっかりとしましょう。
防寒シューズはあくまで防寒対策の一環ということですね!
簡単に脱いだり履いたりできる
ヌプシチャッカはゴムの靴紐のおかげで、脱いだり履いたりするのがとても簡単です。
かかと側の輪っかに指を入れて引っ張りながら簡単に履くことができます。
キャンプって靴を脱ぎ履きすることも多いので、これはとっても便利ですよね!
車の運転も全く問題なし
特殊なシューズって車の運転がしづらくて別でシューズを持って行かなきゃいけないこともありますが、
ヌプシチャッカはスニーカー型なので、車の運転はもちろん全く問題がないです。
本当にスニーカーとなんら変わりはないです!デザイン的にも普段使いしても問題ないですね!
【悲報】焚き火で穴があきました
着用1回目にして、焚き火でいくつか穴があきました。笑
これはそもそも難燃性を謳っている商品ではないので当たり前ですが、焚き火をする時に履きたい人は要注意です。
特に僕が買ったナイロンタイプは素材的にも穴が空きやすく、ウールタイプなら少しは燃えにくいはず。
ちなみにナイロンタイプの方が防水性はやや高いようなので、
- ナイロンタイプ
-
雪中など防水性が求められるシーンでキャンプする人
- ウールタイプ
-
防水性はあまり必要なく焚き火中にガシガシ履きたい人
こんな基準で素材を選ぶといいんじゃないかなと使ってみて思いました。
(※ウールタイプも穴があかない訳ではないです。)
焚き火好きの僕は今から買うならウールタイプを選ぶかな~!
【まとめ】ヌプシトラクションライトチャッカをレビュー
ヌプシトラクションライトチャッカを、実際に冬キャンプで履いてみた感想をレビューしました。
とても暖かいシューズなので、これからの冬キャンプにはマストアイテムになりそうです。
もちろんこれだけで冬キャンプの足元の防寒対策が完璧になるわけではありませんが、冬キャンプする人なら絶対に持っておいて損はないアイテムですよ!
ノースフェイスのヌプシシリーズは毎冬完売してしまう人気商品なので、気になってる方はお早めにどうぞ!