【イワタニ タフまるレビュー】キャンプでも結局カセットコンロが最強でした

【イワタニ タフまるレビュー】キャンプでも結局カセットコンロが使いやすいことを実感

アウトドア向きのタフなカセットコンロ、その名も「タフまる」を購入しました!

今までキャンプの熱源は基本的にシングルバーナーを使っていましたが、大きさを許容できるなら、結局はこういうカセットコンロが便利なことを実感した商品です。

もっと早く買っておけば良かったと思うほど気に入ったので、タフまるを詳しくレビューしていきます!

目次

イワタニ「タフまる」の基本情報

タフまる
メーカー岩谷産業
商品名
(型番)
カセットフー タフまる
(CB-ODX-1)
本体サイズ341×283×129(h)mm
ケースサイズ376×341×136(h)mm
重量約2.4kg
ケース込重量:約3.6kg
耐荷重20kg
材質本体:鋼板
トッププレート:ホーロー用鋼板
ごとく:ホーロー用鋼板(ホーロー加工)
バーナー:鋼板(ステンレス)
器具せんつまみ:ABS樹脂
最大発熱量3.3kW(2,800kcal/h)
ガス消費量約236g/h ※1
連続燃焼時間約75分 ※2
点火方式圧電点火方式
安全装置圧力感知安全装置、他
容器着脱方式マグネット方式
使用ガスイワタニカセットガス、イワタニカセットガスパワーゴールド
使用できる鍋の大きさ鍋底の直径が24cm以下
(小さい鍋は鍋底が16cm以上)
生産国日本
参考価格¥6,800(税込)
※1 気温20-25℃のとき、30分間のガス消費量を1時間換算したもの
※2 気温20-25℃のとき、強火連続燃焼にてカセットボンベを使い切るまでの実測値

タフまる」は安心と信頼のイワタニ製品。

その名の通りタフなボディと防風性の高さを誇る、アウトドア向けに開発された最強のカセットコンロです。

なお、サイズが一回り小さい「タフまるJr.」も発売されています。

たろー

僕は大は小を兼ねる「タフまる」を購入しました!

また、イワタニは「風まるⅡ」という、これまたアウトドア向けのコンロも発売しています。

たろー

比較すると圧倒的に「タフまる」の方がおすすめです!

イワタニ「タフまる」の特徴と外観

アウトドアに最適な5つの特徴

タフまるはアウトドアに最適な5つの特徴があります。

アウトドアに最適な特徴
  1. 持ち運びに便利な「専用ハードケース付き」
  2. 「ダブル風防ユニット」がすごい
  3. 炎が消えにくい「多孔式バーナー」
  4. 「耐荷重20kg」でダッチオーブンも余裕
  5. 頑強な「アルミダイキャスト製スタンド」
たろー

それぞれ簡単に説明していきます!

1.持ち運びに便利な「専用ハードケース付き」

タフまるのハードケース

タフまるは専用のハードケースが付属します。

頑丈な造りになっているので、これがあればアウトドアにもガシガシ持ち出せます。

たろー

オプションじゃなくて付属してるのが嬉しいですね!

2.「ダブル風防ユニット」がすごい

タフまるのダブル風防ユニット

タフまるはアウトドアでも安定して使えるように防風性が高められています。

その秘訣がこの「ダブル風防ユニット」。

タフまるのダブル風防ユニット
出典:岩谷産業

外風防と内風防の二重構造で風をシャットアウトできるうえに、燃焼用の空気の流れはしっかり確保できるという素晴らしい構造になっています。

たろー

イワタニの技術の高さが光ります!

3.炎が消えにくい「多孔式バーナー」

炎長が短い「多孔式バーナー」を搭載していて、ここでも風で炎が消えにくいようになっています。

多孔式はシングルバーナーでもよく採用される構造ですね。

ちなみに、家庭用のカセットコンロは通常このような「外炎式」と呼ばれる構造です。

たろー

自宅なら全く問題ないけど、外炎式はアウトドアだと風で火が消えやすい!

4.「耐荷重20kg」でダッチオーブンも余裕

タフまるにストウブ乗せる

耐荷重はなんと20kg。

大きくて重いダッチオーブンでも余裕で乗せられるのでアウトドア調理を思いっきり楽しめます。

5.頑強な「アルミダイキャスト製スタンド」

タフまるのアルミダイキャスト製スタンド

底部にはアルミダイキャスト製のスタンドを装備しています。

このおかげで耐荷重20kgを実現し、重い調理器具を乗せても安定して支えてくれます。

その他の外観

他にも細かい外観を見てみましょう。

タフまるのロゴ

サイドにはIwataniのプリントロゴ。

さりげないのでデザイン性も損ないません。

タフまるのロゴ

逆サイドには立体ロゴが入っています。

タフまるのツマミ

シンプルイズベストなツマミ部分。

タフまるにCB缶をセット

ガス缶の着脱はマグネット方式なのでワンタッチで簡単に取り付け可能です。

たろー

あの面倒なレバーをガチャっとする必要がありません!

タフまる

ここはちょっとダサいのが、ガス缶の蓋部分にデカデカと貼ってある注意書きシール。

たろー

気に入らないので剥がしてしまいましょう!

タフまるのシールをはがす

ドライヤーで温めながらやると比較的剥がしやすいです。

タフまるのシールをはがした状態

綺麗に剥がせました。

ちなみに、

こんな感じでステッカーチューンするのもタフまるの定番です。

たろー

僕はステッカー貼ると後悔しがちなので、とりあえずは貼ってません!笑

イワタニ「タフまる」のおすすめポイント

ここからは、僕がタフまるを実際に使って感じたおすすめポイントを紹介していきます。

無骨でカッコいい&ガシガシ使えるタフさ

タフまるの利用シーン

まず、無骨なデザインがアウトドアにマッチして最高

普通のカセットコンロだと生活感が出てしまいますが、タフまるならキャンプの雰囲気を壊すことなく使えます

フィールドラックにタフまる乗せる

タフなボディのおかげで、アウトドアで気を使わずにガシガシ使えて超快適です。

たろー

さすがアウトドア専用コンロ!

風で炎が消えない安心感

タフまるで調理

キャンプにおいて風で炎が消えにくいのは安心感が違います

調理中にいちいち風で火が消えたらイライラしますからね。

ちなみに、ちょっと防風性の実験をしてみました。

ポータブル扇風機を「強」にして風を送ってみましたが、横からの風は全く影響を受けませんでした。

さすがに斜め上から風を送ると火が流れましたが、多孔式バーナーの強みで火が消えることはありませんでした。

たろー

すごいぞタフまる!

カセットコンロは結局シングルバーナーより使いやすい

タフまるとフュージョントレック

今回僕が一番伝えたいのはここ。

キャンプの熱源といえばシングルバーナーが定番ですよね。

でもタフまるを使ってみて、結局はシンプルなカセットコンロが便利ということに気づかされました。

シングルバーナーより優れる点
  1. ツマミひとつで点火も火力調整もできる
  2. 安定感が抜群
  3. 鍋を乗せたままよそえる

1.ツマミひとつで点火も火力調整もできる

フュージョントレックSOD-330 着火

シングルバーナーは点火のためにライターが必要で面倒です。

点火装置があるタイプでも、火力調節ツマミとは別ですよね。

タフまるの火力調節

対して、ツマミひとつで点火も火力調節もできるタフまるはやっぱり便利です。

些細なことすぎない?

たろー

これがそんなことないんです!

バーナーの火はキャンプ中に何度も点けたり消したりするので、この些細な違いでも、積み重なると快適性に大きな差が生まれます。

ツマミ部分の目盛りで一目で火力調節できるのも便利です。

2.安定感が抜群

タフまるにダッチオーブン乗せる
シングルバーナーにダッチオーブン乗せる

タフまるとシングルバーナーに10インチのダッチオーブンの乗せてみました。

見てわかる通り、タフまるは安定感が違います

特にこうやって大きくて重い調理器具を乗せるときは信頼感が抜群です。

キャンプではバーナーを平らな場所に置けるとは限らないので、この安定感の差はなおさら大きいと言えるでしょう。

3.鍋を乗せたままよそえる

タフまるで鍋

タフまるは安定感があるがゆえに、鍋を乗せたままお皿に料理をよそえるのも便利なポイントです。

シングルバーナーだと乗せた状態でよそうのはちょっと怖くて、別で鍋敷きが必要だったりしますからね。

たろー

積載に余裕がある車でのキャンプならタフまるが最強です!

専用ハードケースが超便利

タフまるのハードケース

次に、付属の専用ハード-ケースが超便利です。

車への積載もしやすいし、他の道具とぶつかって潰れる心配もありません。

タフまるを自宅に収納

さらには立てて収納できるので、自宅でも隙間にサッと保管しておけます。

分解して洗える

タフまる

パッと見はダブル風防ユニットのせいで洗いにくそうですが、分解することが可能です。

タフまるを分解

まずはトッププレートごと外して、

タフまるを分解

裏の4ヶ所にあるストッパー金具を外せば、

タフまるを分解

五徳とプレートに分かれるので洗いやすくなります。

手間はかかるので「掃除が簡単」と言えるほどではないですが、分解できるおかげで綺麗に洗えます。

オプションが豊富

タフまるのオプション
出典:岩谷産業

タフまるオプションも豊富にあります

純正オプションなのでタフまるの五徳にしっかりと固定できる優れもの。

キャンプで焼き肉、たこ焼き、想像するだけでワクワクしますね。笑

たろー

今度、オプション買って焼き肉キャンプしようと思います!

イワタニ「タフまる」は家で使うこともできる?

タフまるは自宅でも使えるの?

たろー

ここが気になる人も多いですよね!

タフまるを家で使う

ということで、自宅のテーブルにタフまるを置いてみました。

どうでしょう。全く違和感ないですよね。

タフまるを家で使う

9号の土鍋を乗せるとこんな感じ。

少し高さがありますが全然許容範囲です。

タフまると達人スリム

我が家は自宅用に同じくイワタニの「カセットフー達人スリム」を持っているので比較してみました。

当然ながら、自宅用と比べてしまうとタフまるはゴツいです。

タフまると達人スリムの高さ比較

高さを比べるとこんな感じ。

たろー

タフまるが高いというより達人スリムがスリムすぎる!笑

我が家は達人スリムがあるので自宅ではそっちを使うし、やっぱり使い分けるのが理想と言えば当然そうです。

でも家にカセットコンロが2つあっても普通に邪魔ですね。

なので結論として、タフまるひとつで自宅用とアウトドア用で兼用可能です

逆に達人スリムだけで兼用はできる?

たろー

防風性が皆無なので自宅用コンロをアウトドアで使用するのはおすすめしません!風が弱ければ使えるけど運任せは良くないです。笑

イワタニ「タフまる」の欠点・注意点

大きくて重い

タフまるのハードケース

タフまるの欠点はやはり大きくて重いことです。

タフまるとシングルバーナーの収納サイズ比較

収納状態でシングルバーナーと比べると、サイズの違いは一目瞭然。

パッキングが制限される徒歩キャンプやツーリングでは、タフまるは論外です。

たろー

そういうときはシングルバーナーの出番ですね!

ただし先ほども言った通り、積載に余裕がある車でのキャンプならタフまるは最高です。

僕は車でしかキャンプに行かないので、もっと早くタフまるを買えば良かったと思ってます。

五徳の幅が広くて滑る

タフまるの五徳幅をメジャーで測る

タフまるは五徳の幅が広く、小さいクッカーを乗せられません。
(商品説明では鍋底16cm以上に対応。)

タフまるにシェラカップを乗せる
タフまるに小クッカーを乗せる

シェラカップや小さいクッカーを乗せるとこの通り。

クッカーは一見ギリギリ乗っていますが、タフまるの五徳は滑りやすいという欠点もあり、この状態だと少し触ると滑り落ちます。

たろー

ただし、これらの欠点は解消可能です!

パール金属の「鉄製ミニ五徳」というアイテムを乗せると、

タフまる+鉄製ミニ五徳にシェラカップを乗せる

超シンデレラフィットで小さいクッカーも乗せられるようになります。

詳しくは下記の記事でも紹介しているので読んでみてください。

CB缶だから冬場は火が点きにくい

タフまるにCB缶をセット

タフまるはCB缶仕様なので、気温が低いと火が点きにくいことがあります。

これはタフまるに限らずCB缶タイプの宿命ですね。

イワタニのCB缶ノーマルとゴールド

対策として、イワタニのカセットガスにはノーマルタイプよりも寒さに強い「パワーゴールド」があります。

※目安の温度であり、若干下回っても使用できる場合があります。

たろー

僕は寒い時期のキャンプではパワーゴールドを使用しています!

パワーゴールドでもダメだった時のために、OD缶仕様のシングルバーナーもサブとして携帯しています。

【まとめ】イワタニ「タフまる」をレビュー!

タフまる+鉄製ミニ五徳にケトルを乗せる

イワタニの「タフまる」を詳しくレビューしました!

その名に恥じないタフな造りで、キャンプなどのアウトドアに最高のカセットコンロです。

タフまるはこんな人におすすめ
  • 車でキャンプに行って積載に余裕がある人
  • ダッチオーブンやスキレットなど大きくて重い調理器具を使う人
  • 自宅とアウトドアで兼用できるコンロが欲しい人

タフまるを使ってみて再認識したのは、シンプルなカセットコンロはやっぱり超使いやすいということ。

考えてみれば、使いやすいから自宅用としてもこのタイプが普及しているんですよね。

サイズさえ許容できれば、シングルバーナーよりも利便性は圧倒的に上です。

たろー

僕も本当に買って良かったので、気になってる人は手に入れちゃいましょう!

【イワタニ タフまるレビュー】キャンプでも結局カセットコンロが使いやすいことを実感

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