キャンプで焚き火を楽しむ人は多いですが、薪スタンドを使っている方は意外と少ないんじゃないでしょうか。
薪スタンドがあるとサイトがすっきりするだけでなく、薪が湿気りにくくなって焚き火が快適になるメリットもあります。
そして僕が愛用しているのが、BUNDOKの「薪キャリースタンド」。
デザイン・機能性ともに優れていて、価格も安い超おすすめの薪スタンドです。
今回はこのアイテムを詳しくレビューしていきます!
バンドック「薪キャリースタンド」の基本情報
スペック
商品名 | 薪キャリースタンド |
---|---|
ブランド | BUNDOK(バンドック) |
使用サイズ | 約460×430×390mm |
収納サイズ | 約140×140×400mm |
重量 | 約1.75g |
素材 | フレーム:スチール(粉体塗装) 生地:コットン100% |
参考価格 | ¥2,980(税込) |
日本の高コスパブランド「BUNDOK(バンドック)」の薪スタンドです。
BUNDOKらしい無骨でカッコいい雰囲気で、どんなキャンプサイトにも合わせやすいデザインが魅力。
これが3千円以下で買えてしまうのは驚きです。
外観・使い方
こちらの収納ケースに入っています。
とってもコンパクトに持ち運べるのも嬉しいポイント。
袋の中にはフレームと薪を乗せるシートが入っています。
すごくシンプルな部品構成です。
フレームはショックコード式で簡単に組み立てられます。
4本のフレームを全て組み立てます。
フレームの脚を開いて設置します。
この形にしか開かないようになっているので簡単です。
ひとつ注意点として、ショックコードで組み立てたフレーム先端部分は、写真のように上を向くようにセットします。
180度逆に外側を向くようにセットしても使えなくはないですが、完成後の見た目が微妙な感じになります。
続いて薪を乗せるシートを開きます。
こちらは薪を乗せる表側。
こちらが裏側です。
矢印で示したポケット部分をフレームに刺していくだけです。
このように4か所をフレームにセットしていきましょう。
寸法はギチギチではなく余裕があるのでとても簡単です。
こちらが完成形。
慣れたら1分で設営できちゃいます。
薪を乗せた様子はこんな感じ。
とっても良い感じですね!
バンドック「薪キャリースタンド」のおすすめポイント
無骨でカッコいいデザイン
僕がBUNDOKの薪スタンドを購入した最大の理由は、やはり無骨でカッコいいデザインに魅かれたこと。
BUNDOKらしいカーキカラーで、カッコいい雰囲気のキャンプスタイルにぴったりです。
しかも価格的にフレームはプラスチック製でもおかしくないのに、粉体塗装のスチール製で質感が高くて頑丈です。
薪が湿らない
薪スタンドを使う最大の利点は薪が湿りにくくなること。
薪を地面にそのまま置くと、地面の水分を吸って湿ってしまいます。
湿った薪は火が点きにくくなるだけでなく、爆ぜたり煙がたくさん出たりと悪いことがたくさんあります。
薪スタンドにしっかりと置くことで、快適に焚き火を楽しめるようになります。
薪を乗せたまま設置場所を変えやすい
BUNDOKの薪スタンドは、薪を乗せたまま持ち上げられるので、気軽に設置場所を変えられて便利です。
レビューとかで「場所を変えにくい」と言ってる方も見かけたのですが、他の薪スタンドも使っている僕としては、ここは違う意見。
僕は他に下記のような、アイアン製で左右をガチっと噛み合わせて組み立てるタイプの薪スタンドも使っています。(厳密に同じ商品ではありませんが。)
これはこれでカッコよくて気に入ってるんですけど、薪を乗せた状態で持ち上げて移動させようとすると、左右の噛み合わせが外れて崩壊するんですよね。
だから移動させたいときは薪を一度降ろす必要があって不便に感じていました。
対してBUNDOKの薪スタンドは、下のフレーム部分をしっかり支えて持ち上げる必要はありますが、そこさえちゃんとすれば薪を乗せたままでも簡単に移動させられます。
薪の運搬にも使える
スタンドになるだけでなく、シート部分のみを使って薪の持ち運びバッグとしても使えます。
この2wayで使えるのは本当に便利です。
受付で買った薪を持ち運ぶときに抱えてチクチクしなくて済みます。笑
木の枝を拾って薪にしてOKのキャンプ場なら、薪を集めるときに大活躍しますね。
コットン100%で焚き火で穴があきにくい
生地はコットン100%なので燃えにくく焚き火の近くで使いやすいです。
フレームもスチール製なので熱で溶けたりしなくて安心です。
まさに焚き火の際に使う道具なので、燃えたり穴があきにくいのは大きなポイントですね。
チェアはもちろんお座敷スタイルでも使える
BUNDOKの薪スタンドは高さもちょうど良くて、チェアに座った状態で薪を取りやすくて使いやすいです。
ただ僕は、主にパップテントでのお座敷スタイルで使いたくてこれを購入したんですよね。
お座敷スタイルで使ってるイメージはどこを探してもなくて、高くて使いにくかったらどうしようと思いながらも購入しました。笑
実際に使ってみると、お座敷スタイルでも全く問題ありませんでした。
少しも高いと感じることなく快適に焚き火ができます。
もし同じような使い方を考えてる方がいたら迷わずおすすめします。
シェラカップとかを掛けられる
これは超想定外の使い方だったんですが、ハンドル部分にシェラカップを掛けられて便利です。
思い付きで引っかけてみたら「なにこれ便利!」ってなりました。笑
お座敷スタイルだとなおさら取りやすいポジションに来るので、今後もこの使い方は定番になりそうです。
設営・撤収が簡単
使い方でも見せた通り、設営撤収が非常に簡単です。
フレームを組み立ててシートをかぶせるだけで、慣れたら設営も撤収も1分でできます。
収納時はシートでフレームをクルクルと包んで収納ケースにしまうだけ。
しかもコンパクトに収納できるので気軽にキャンプに持って行けます。
総じてコスパ抜群
これだけ便利でカッコいい薪スタンドが、なんと約2,500円で買えます。
BUNDOKは本当にコスパ高すぎてヤバいですね。
ちゃんと利益が取れてるのかと心配になるレベルです。笑
薪スタンドはあると本当に快適になるので、持っていなければぜひ購入しておきましょう!
バンドック「薪キャリースタンド」の欠点・注意点
生地の裁縫は甘い部分がある
細部を見ると、生地の裁縫が甘かったりほつれがある部分もあります。
また上の写真は新品開封した直後なのですが、糸の切れ端が普通にたくさん出てきました。
この辺りは率直に価格が安いなりだと感じる部分です。
またフレームを差し込む部分も、ヘリノックスのチェアのようにしっかりと補強があるわけではなく、長く使うと破れるかもしれないと感じます。
ただし細部を見てしまうとこのような欠点はありますが、全体としてチープな印象があるわけではありません。
もし壊れたとしても気軽に買い替えられる価格なので、総合的なコスパには大満足です。
やや重い
重量は約1.75kg。
フレームがスチール製なので重さはそれなりにあります。
オートキャンプやツーリングなら全く問題ない重さですが、徒歩キャンプには持って行けないでしょう。
まぁ荷物を厳選する徒歩キャンプに薪スタンドを持っていこうとする人も少ないとは思いますが…
【まとめ】BUNDOK(バンドック)の薪キャリースタンドをレビュー!
BUNDOK(バンドック)の「薪キャリースタンド」を詳しくレビューしました!
BUNDOKらしい無骨でカッコいいデザインで、薪スタンドとしての機能性も充分。
シート部分のみを使って薪の運搬にも使えるのも非常に重宝するアイテムです。
薪スタンドがあると焚き火の快適さがワンランクアップするので、ぜひ使ってみてください!
BUNDOKは価格も安いので気軽に買えちゃいますよ!