2024年11月21日(木)20:00~11月27日(水)01:59
【レビュー】グリップスワニーのファイヤープルーフGSテントはカッコよさNo.1のパップテント
超絶カッコいいパップテント、グリップスワニーの「ファイヤープルーフGSテント」。
僕もずっと欲しくて、ようやく手に入れてから半年以上が経ちました。
このテントで夏・秋・冬とキャンプを楽しんだので、実際に色んなシーズンで使って感じたお気に入りポイントや注意点を詳しくレビューしていきます!
結論としては超大満足してます!本当に買ってよかった!
グリップスワニー「ファイヤープルーフGSテント」の基本情報
スペック
商品名 | [GTS-01] FIREPROOF GS TENT |
素材 | 幕体:綿100% (難燃加工、撥水加工) |
サイズ | 巾330×奥行190×高さ130㎝ |
重量 | 約5.6kg (テント本体 約3.72kg) |
耐水圧 | 約300mm |
付属品 | 収納袋 アルミポール 2本 スチールペグ 12本 張り綱 4m×2本 / 2m×2本 ※跳ね上げ用ポールは別売り |
参考価格 | ¥49,500(税込) |
ファイアープルーフGSテントは、アウトドアグローブで有名なグリップスワニーが満を持して発売したパップテントです。
綿100%の幕体には、お得意の難燃素材「BRAZE SHIELD」が採用されていて、近くで焚き火もできるソロキャンプには超嬉しい仕様になっています。
グリップスワニーはグローブやアパレルだけに留まらず、近年キャンプギアにも力を入れ始めていて、このテントはその皮切りになった感じでした!
外観
では、外観を見ていきましょう。
こちらが収納袋。
ロゴもしっかり入っていて、幕体と全く同じ生地で袋にまで難燃素材が採用されています。
ケースまで気合いが入っていて素晴らしいですね。
中に幕本体と、幕に巻かれてポールなどの付属品も収納されています。
コンプレッションベルトも付いているのが地味に嬉しいポイント。
こちらが内容物です。
- 幕本体
- ポール×2本
- ペグ12本
- 張り綱 4m×2本 / 2m×2本
- 取扱説明書
付属ペグは例のごとくショボいので、僕はソリステを使ってます!
設営したフルクローズ状態がこちら。
僕は基本的にやりませんが、フルクローズすれば防寒性が高まります。
このように幕をロールアップして使うこともできます。
別売りですがポールを追加すれば前幕を跳ね上げて使うこともできます。
跳ね上げるとこんな感じ。
僕は基本的にこの跳ね上げスタイルで使ってます!
グリップスワニー「ファイヤープルーフGSテント」のお気に入りポイント
ファイヤープルーフGSテントのお気に入りポイントを紹介していきます。
- とにかくカッコよすぎる
- 難燃素材だから近くで焚き火できる
- 収納バッグに余裕があって撤収が楽
とにかくカッコよすぎる
これはもう百聞は一見に如かずです。
とりあえず見てください。
どうでしょう。
カッコよすぎませんかこのテント。
パップテントってそもそもがカッコいいんですが、このグリップスワニーのテントは数あるパップテントの中でもぶっちぎりでカッコいいと思います。
ちなみにパップテントで有名なのはBUNDOKのソロベースですね。
このソロベースも普通にカッコいいしコスパが高くて素晴らしいです。
そしてグリップスワニーは価格が倍します。
それでも僕はグリップスワニーの見た目に惚れ込んで購入してしまいました。
実際に使ってみても、想像通り本当にカッコよすぎて大満足どころの騒ぎじゃありません。
それから実際に触ってわかったのが、生地が肉厚ですごく質感が高いです。
ソロベースとか他のパップテントって生地が薄いというか、少しバサバサした感じがありますが、ファイヤープルーフGSテントは丈夫でソリッドな感じとでも言いましょうか。
そのおかげで張り姿も非常にピシっとしてカッコいいのが非常に気に入ってます。
とにかくソロキャンプには最高の相棒です!
難燃素材だから近くで焚き火できる
先ほども書いた通り、幕体には難燃素材の「BRAZE SHIELD」が採用されています。
火の粉が飛んでも穴が空きにくいので、テントの近くでも焚き火が可能。
ポリエステル等の化繊の幕だと、穴があかないように火の粉に気を使うので、焚き火はちょっと離れた場所でやる必要があったりしてプチストレスですよね。
それがこのファイヤープルーフGSテントなら、綿100%な上に難燃素材なので頼もしすぎます。
ソロキャンプはできるだけサイトをコンパクトに収めたいので、近くで焚き火ができるのは非常に大きなメリット!
収納バッグに余裕があって撤収が楽
地味に嬉しいのが、収納袋が大きめなので、けっこう適当に畳んでも余裕で収納できます。
テントでありがちなのが、収納袋がギチギチで、幕を綺麗にきっちり畳まないと入らないパターン。
入らないともう一度たたみ直す必要があったりして、ただでさえ忙しい撤収時に最悪なんですよね。
ファイヤープルーフGSテントは、そういうことがまずありません。
かといって収納してもコンパクトにならないわけではなく、収納袋の外側にもコンプレッションベルトが付いているので圧縮して小さくできます。
この収納バッグめちゃくちゃ好き。
グリップスワニー「ファイヤープルーフGSテント」の欠点・注意点
そんな超お気に入りのテントですが、使ってわかった欠点や注意点も書いておきます。
- ポップアップシェルターを入れにくい
- スカートが無いから冬は防寒対策が必要
- 跳ね上げ用のポールは別売り
- 付属のガイロープがショボい
- 入手困難
なんか欠点が多く見えますが些細な内容が多いです。
それぞれ見ていきましょう!
ポップアップシェルターを入れにくい
僕は基本的にコットで寝るのですが、ファイヤープルーフGSテントにコットを入れるとこんな感じでぴったりです。
(長さ190cmで一般的なサイズのヘリノックスのコット)
コット単体で使う分にはぴったり収まりが良くてむしろ良いですが、問題は虫が出る時期。
僕はこういうシェルター系のテントやタープ泊するときは、蚊帳としてポップアップ式のメッシュシェルターを愛用しています。
このポップアップシェルターを幕内にインすると、ご覧のようにポールとポールの間に収まりません。
微妙に斜めに入れる感じになります。
まぁ全然使えるのでこだわりの問題ですが、やっぱり綺麗に収まらないのは少し気持ち悪いです。
ちなみにGSシェルターという専用のインナーも発売されていて、虫対策にはこれを使うという選択肢もあります。
スカートが無いから冬は防寒対策が必要
ファイヤープルーフGSテントにはスカートがありません。
地面から結構浮くので、風が強いと幕内に普通に風が吹き込んできます。
そのため、冬キャンプで使うなら防寒対策は万全にした方が良いです。
スカートが無い方が見た目がすっきりして好きなので、僕としてはメリットですが!
跳ね上げ用のポールは別売り
幕の立ち上げ用のポールはもちろん付属していますが、前幕を跳ね上げるためのポールは別売りです。
跳ね上げて使いたい人の方が多いだろうし、安いテントではないので、このくらいは付属させて欲しかったというのがユーザーとしての正直な意見。
ちなみに上記の公式イメージのように、ポールを木の棒で代用するという方法もあります。
これはカッコいいのでいつか僕もやりたいなと思ってます。
ただどちらにしろ、現地でちょうど良い木がなかった場合の保険にポールはあった方が良いです。
付属のガイロープがショボい
これはもう本当に些細なことで気にする人は僕くらいかもしれないですが、付属のガイロープが少しショボいです。
ロープの密度が低くてふわふわした感じで、お世辞にも強度は高くなさそう。
山岳用テントではないのでこれでも特に問題はないと思いますが、ミリタリー調のテントなので、個人的にはロープもミルスペックの強靭なものを使いたいです。
そこで僕はいつも愛用しているタフグリッドのパラコードに替えて使ってます。
入手困難
ここまでのレビューで欲しくなった人には申し訳ないですが、2022年2月現在、入手困難です。
再入荷されては即完売する人気商品になっていて、メルカリ等でも転売が横行しています。
定価で手に入れたい人はグリップスワニーの公式Instagramで再入荷情報が流れているので、フォローしてチェックする良いでしょう。
僕もそれでゲットしました!
グリップスワニー「ファイヤープルーフGSテント」の別カラー
ファイヤープルーフGSテントには、通常のオリーブカラー以外にも別カラーが存在します。
それらも簡単に紹介します。
Special Edition ジェットブラック
2021年12月に発売されたスペシャルエディションのジェットブラック。
これも発売直後に即完してました。再入荷があるかは不明。
最近どこのブランドも、キャンプギアのブラックカラーの限定商法が目立つのは気のせいじゃないねこれは。
(おしゃれキャンパーの心理を的確に突いてきてる。恐ろしい。)
オリーブ持ってるのにこれも買おうか迷って、我に返ってやめました。笑
DVERG×GRIP SWANY コヨーテ
サンデーマウンテンのオリジナルブランド「DVERG(ドベルグ)」とコラボしたコヨーテカラー。
これ友人が持ってるんですが、コヨーテもかなりカッコいいですよ。
FREAK’S STORE別注 ベージュ
グリップスワニー好きにもあまり知られていないですが、フリークスストア別注のベージュもあります。
【まとめ】グリップスワニー「ファイヤープルーフGSテント」をレビュー
グリップスワニーの「ファイヤープルーフGSテント」を詳しくレビューしました!
個人的にはこの世のパップテントのなかで断トツNo.1でカッコいいテントで、買って本当に大満足しています。
難燃素材で使い勝手も申し分なく、これでソロキャンプするのが楽しくてしょうがないです。
些細なデメリットを色々と紹介しましたが、入手困難以外はどれも取るに足らないことなのでご安心を。
パップテントが欲しいなら、少し高いけど、このグリップスワニーを絶対におすすめします!