シェルフコンテナの天板は自作がコスパ最強だし意外と簡単!DIY初心者にもできたやり方を解説【25・50両対応】

シェルフコンテナの天板は自作がコスパ最強だし意外と簡単!DIY初心者にもできたやり方を解説【25・50両対応】

先日スノーピークのシェルフコンテナ、通称「シェルコン」を購入しました。

シェルコンを買うと必ずつきまとうのが天板の問題ですね。

このようにシェルコンには天板(蓋)がないので以下の欠点があります。

シェルコンの天板がないと生じる問題
  • 上に物を置けないから車の積載が不便
  • キャンプ中にラックとして使えないし中身が丸出しになる

つまりシェルコンは天板があって初めて本領を発揮し、天板があるだけで利便性が10倍くらいに爆上がりします。

ただし純正品の天板があるわけではないので、みんな自作したりガレージブランドやフリマアプリで個人製作のものを購入したりしています。

たろー

僕も最初はメルカリで既製品を購入しようと思ったんですが、良いなって思ったやつはどれも高すぎるんですよね…
ただでさえ高いシェルコン本体よりも天板の方が高いなんていうのもザラです。笑

そこで僕は天板を自作することに決めました。

DIYなんてほぼやったことない初心者ですが、色々調べてからチャレンジしたら大成功といえる完成度になったと思います。

この記事では、僕がやったシェルコンの天板DIYのやり方を詳しく紹介していきます。

たろー

マネすれば誰でも簡単に作れますよ!

今回はシェルコン25用に自作しましたが、木材のサイズさえ変えればシェルコン50用も同じ方法で作れます。

目次

【シェルコンの天板を自作DIY】準備したもの・制作費用

準備したものと制作費用のまとめ

今回、シェルコン25用の天板2枚を自作するために準備したものはこちらです。
(上の写真の木材はカット後のものです。)

天板用の木材 1枚
(910mm×400mm×18mm)
2,980円
ストッパー用の木材 2枚
(600mm×60mm×9mm)
516円
加工料
(直線カット×4)
200円
紙ヤスリ
(#120と#320)
116円
※ハンドサンダー998円
※ワックス塗料
(ブライワックス)
3,300円
※ステイン塗料
(ウッドダイ)
3,300円
木工用ボンド188円
※釘(19mm)140円
合計11,738円
合計
(※を除いた場合)
4,000円
※はなくても良いもの

塗装のために使ったウェス(布)などは金額に含まれていません。

僕は塗装や細部にもこだわったため1万円を超えてしまいましたが、こだわらなければ4千円くらいで自作が可能です。

なお今回は天板2枚の金額なので1枚ならもっと安くできます。

またワックスやステインもちょっと高めのものを選んだので、塗装するにしてももっと安くできるし、ステインなしでワックスだけでも全然OKです。

たろー

クオリティにこだわるなら僕が使った塗料は超おすすめです!今後もDIYに使えるので良いのを選びました!

ワックス塗料

ステイン塗料

ステインとは

木目を綺麗に出せてワックスのノリも良くなるファンデーションのようなもの。

天板とストッパーの木材の推奨サイズ

木材はホームセンターに行けばその場で必要なサイズにカットしてもらえます。

僕は近所のビバホームで調達しました。

たろー

お兄さんが木材をカットしてくれたり、必要な道具のアドバイスもしてもらいました!親身になってくれて感謝!

大体のホームセンターは対応できるのが直線カットのみで、斜めカットや角の面取りをしてくれるお店は稀のようです。今回僕も直線カットのみしてもらいましたが、可能なら面取りまでしてもらうと非常に楽です。

天板のサイズ

天板の推奨サイズ
  • シェルコン25: ⇒天板 430mm×310mm
  • シェルコン50: ⇒天板 530mm×390mm

※シェルコン本体より縦横ともに1cm長くする
※厚さは18mm程度を推奨

シェルコンの天板のおすすめのサイズは上記です。

横幅・縦幅ともにシェルコン本体より1cm長く取ると見た目が綺麗になります。

今回は25サイズ用を2枚なので、「910mm×400mm×18mm」のパイン集成材を購入して上記サイズ2つにカットしてもらいました。

ストッパーのサイズ

ストッパーの推奨サイズ
  • シェルコン25: ⇒ストッパー 298mm
  • シェルコン50: ⇒ストッパー 378mm

※天板の端から6mm離すとぴったりなので天板の縦幅-12mmを推奨
※横幅と厚さは好みでOK

天板の裏につけるストッパーのおすすめのサイズは上記です。

ストッパー用の木材は天板の端材(18mm)でも良かったのですが、収納を圧迫しないように厚さ9mmの木材を別途購入してカットしてもらいました。

【シェルコンの天板を自作DIY】実際の手順

シェルコン天板自作の手順
  1. 天板とストッパーの角をハンドサンダーで面取り
  2. 全体を紙ヤスリで磨く(省略可)
  3. ステインで着色(省略可)
  4. ワックスで塗装(省略可)
  5. 布で磨き上げる(省略可)
  6. ストッパーをボンドで接着
  7. 完成

この手順で天板を製作していきます。

塗装が不要であれば「省略可」の部分はやらなくて良いので大幅に簡略化できます。

手順① 天板とストッパーの角をサンダーで面取り

天板とストッパーの角をサンダーで面取りします。

ハンドサンダーがない場合は次の手順②で使う紙ヤスリでも代用可能。

ただしハンドサンダーのおかげでかなり効率的になったので、使うことを推奨します。

面取りはしなくても良いですが、角をなくした方が手触りと質感が抜群に高まります。

手順② 全体を紙ヤスリで磨く(省略可)

全体を紙ヤスリでサンディングします。

これもやらなくても良い工程ですが、サンディングすることで塗料のノリが良くなって仕上がりが綺麗になります。

僕はかなりこだわって紙ヤスリの番手を#120⇒#320と二段階で仕上げました。

先ほどのハンドサンダーに紙ヤスリを付け替えできたので、これもかなり効率的になりました。

木目に沿ってサンディングすると綺麗に仕上がります。

手順③ ステインで着色(省略可)

ステインを木目に沿って塗っていきます。(今回はウッドダイのブラウンマホガニー

こだわらなければステイン着色まではしなくても全然問題ないです。

スポンジを使うと初心者でもムラなく塗れるのでおすすめです。

ステインは約30分放置して乾かします。(時間は気温などにもよる)

たろー

ステインを塗って30分乾かすとこんな感じに!

手順④ ワックスで塗装(省略可)

ワックスを木目に沿って擦り込むように塗っていきます。(今回はブライワックスのウォルナット

今回はウェス(布)を使いましたが、スチールウール(#0000)で擦り込むのが最も良いみたいです。

ワックスも約30分放置して乾かします。(時間は気温などにもよる)

たろー

ワックスを塗って30分乾かすとこんな感じに!

手順⑤ブラッシング(省略可)

綺麗なウェスでしっかりと磨いていき、塗装を定着させます。

このブラッシングが足りないと色移りの原因にもなるので塗装する場合はしっかりやりましょう。

塗装の色が薄く感じる場合は、手順④に戻って再度ワックス塗装とブラッシングをしてください。

手順⑥ ストッパーをボンドで接着

天板の裏にストッパーを木工用ボンドで接着します。

たろー

ちなみに木材が違うので色合いが少し違いますが、ストッパーも天板と同様の工程を全て行いました!

今回は天板をシェルコン本体より1cm大きく作っているので、ストッパーは天板の端から6mm離すとちょうど収まります。

ボンドだけでも良いですが強度を高めたかったら釘も打ちましょう。

手順⑦ 完成

天板の完成です!

色合いも良いしジャストサイズでフィットしました。

たろー

我ながらかなり綺麗に仕上がって大満足!

横から見るとこんな感じ。

天面は蓋としてもテーブルとしても大活躍すること間違いなしです。

シェルコンを開いた状態でもばっちり使えます。

たろー

これでシェルコンの利便性が跳ねあがりました!

ちなみに今回は細部にもかなりこだわって丁寧にやりましたが、

上の画像のように「塗装も面取りも不要!天板があればOK!」という場合は、手順①すら省略可能です。

天板とストッパーを接着するだけでできあがります。

追記:シェルコンレッグを装着してアシグリップに交換

カスタマイズしたシェルコン2台を重ねる

その後もシェルコンのカスタムにハマり、

シェルコンレッグ」と「asigrip(アシグリップ)」を装着しました。

最高にカッコいいし、そのまま地面に置けるようになって利便性も爆上がりです。

【まとめ】スノーピークのシェルフコンテナの天板を自作DIY!

シェルコンの天板を自作した方法を詳しく紹介しました!

作業時間は2枚で6時間くらいかかりましたが、DIY初心者の僕でもここまでの完成度で作ることができました。

今回僕がやったほど細部にこだわらなければ、もっと工程も少なく費用も抑えて自作可能です。

シェルコン天板の自作はハードルが高そうと思って躊躇している方も、ホームセンターに行けば必要なものは全て揃えられるのでぜひチャレンジしてみてください。

たろー

マネしたかったらこの記事を店員さんに見せながら相談すればOKですよ!

シェルフコンテナの天板は自作がコスパ最強だし意外と簡単!DIY初心者にもできたやり方を解説【25・50両対応】

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