2024年11月21日(木)20:00~11月27日(水)01:59
スノーピーク焚火台の炭床(ロストル)は必要?いらない?サイズの選び方は?
スノーピークの焚火台を購入するときに悩むのが「炭床(すみどこ)」です。
焚火台のオプションに「炭床Pro」というものが存在し、これについて調べてもわからないことだらけなんですよね。
- そもそも炭床って必要なの?
- 炭床のサイズはどれがいいの?
実際に僕も約2年前に焚火台を買うときに、これですごく迷いました。
そして見事に選択をミスって買い替えの必要が発生し、
今では愛用の焚火台Lサイズに対して、炭床のMサイズとLサイズの2つを持っています。笑
やらかしたねこりゃ!
ただ、そんな失敗もしつつスノピ焚火台を長年愛用してきた僕だからこそ、
- スノピ焚火台の炭床は必要なのか?
- サイズはどれがいいのか?
これらについて誰よりも詳しく話せるので、過去の僕と同じく迷っている方にのために解説していきます!
スノーピーク焚火台の炭床が「必要な人」と「不要な人」
まず、そもそもスノピ焚火台に炭床は必要なのでしょうか?
これは必要な人と不要な人がはっきりと分かれます。
炭火でバーベキューしたいなら「必要」
スノピの焚火台を使って“炭火”でバーベキューをしたいなら炭床が必要です。
炭床があれば底上げできるうえに底が平らになるので、炭を並べやすくなります。
逆に炭床なしで炭火焼きをしようとすると、焚火台の底からかなりの量の炭を敷き詰める必要が出てきます。
これだと炭が超無駄になるし大変なので現実的じゃないですよね。
そのため、炭火でバーベキューを楽しみたい場合は炭床は必須です。
選ぶべき炭床のサイズは後半で説明します!
焚き火しかしないなら「不要」
反対にスノピの焚火台では焚き火しかしないなら炭床は不要です。
料理をする場合でも、炭火ではなく薪を使った「焚き火調理」の場合は炭床なしでOK。
もちろん炭床があっても焚き火はできるのですが、ない方がやりやすいです。
僕も最初は無知だったので炭床をつけて焚き火をしていました。
でも「これいらないのでは?」と思って外してみたら、本当に不要だったことに気づきました。
炭床なしで焚火台の底が深い状態の方が、薪が組みやすくなるからです。
炭床があると薪が焚火台の横からこぼれ落ちやすくなります。
考えてみれば「”炭”床」なので炭のためにあるんですね!つまり薪には不要です!
炭床は不要でもスターターセットがおすすめ
なお、スノピの焚火台はスターターセットで買うと金額がお得になります。
※全て本体と同サイズの物が付属
このうち「②焚火台ベースプレート」と「③コンプリート収納ケース」は、スノピの焚火台を使ううえで必須のオプション。
そして「④炭床Pro」も含まれているのですが、炭床は不要な場合でも基本的にはスターターセットの購入がおすすめです。(例外は後述。)
というのも、上記②③の必須オプションをバラバラで買った場合と、スターターセットの金額はほぼ同じだからです。
つまり他のオプションは必須なので、ほとんどタダで炭床が付いてくるみたいなもの。
今は炭床が不要という人でも、いつか炭火調理もしたくなるかもしれないので、とりあえずスターターセットを買っておけば間違いありません。
さらに詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
スノーピーク焚火台の炭床のサイズはどれを選べばいい?
炭床が必要とわかった人が、次に迷うのはサイズ選びです。
焚火台本体と同様に、炭床にもS・M・Lの3サイズがあります。
参考として、焚火台Lサイズに炭床MサイズとLサイズをそれぞれセットするとこんな感じです。
そしてどのサイズを選べばいいのか調べてみると、
炭床は焚火台本体と同サイズがおすすめ!
いやいや、ワンサイズ下の炭床の方が使いやすい!
こうやって意見が分かれていて「結局どっちがいいの?」ってなりがちです。
これは実際に僕が焚火台Lで炭床MとLを両方使った経験から、はっきりと結論が出たのでお伝えします。
グリルブリッジや焚火ハンガーを使うなら「焚火台本体と同サイズ」
炭火調理をする際に、スノピ純正オプションのグリルブリッジを使う場合は「焚火台本体と同サイズ」を選ぶべきです。
- 例:焚火台Lサイズ+グリルブリッジ=炭床Lサイズ
グリルブリッジは焚火台から調理面まで高さが出るので、炭床Lに炭を置くことでちょうど良い高さになります。
逆にMサイズだと調理面まで遠すぎて、無駄にたくさんの炭が必要になってしまいます。
こうやって比較するとわかりやすいですね。
そのため、グリルブリッジを使う場合は炭床も焚火台と同じサイズを選びましょう。
ちなみに、スノピの焚火台を選ぶ人は「ちょっと高くても良い物が欲しい」というタイプの人が多いはず。
今はグリルブリッジが欲しくなくても、後で欲しくなる可能性は高いので、わからないなら同サイズの炭床を選んでおくのが無難です。
僕も後から急に欲しくなってグリルブリッジを買った人です!笑
それから、焚き火ハンガーやトライポッドを使って炭火調理する場合も「焚火台と同サイズ」を選びましょう。(※写真は炭火調理ではなく焚き火調理のイメージなので炭床を使っていませんが。)
焚き火ハンガーは火からの距離を自由に変えて火力調節できるので、炭は高い位置にあった方が使いやすくなります。
他の網を直接乗せるなら「焚火台本体のワンサイズ下」
純正のグリルブリッジを使わず、他の網を焚火台に直接乗せて調理するなら「焚火台のワンサイズ下」を選ぶべきです。
- 例:焚火台Lサイズ+他の網=炭床Mサイズ
この場合は100均の網とか、ユニフレームのヘビーロストルを乗せる人が多いですね。
網を焚火台に直乗せすると調理面までの高さがないので、同サイズの炭床を使ってしまうと網が近くなりすぎます。
これだと炭に網が当たっちゃうし、火が近すぎて食材が焦げてしまいます。
そのため、炭床をワンサイズ下げて距離を作る必要があるということです。
炭床Mサイズだと空間に余裕ができます。
これも比較してみるとわかりやすいですね。
そしてこの使い方をする人のみ、スターターセットではなくそれぞれ単品購入の方が安くなるのでおすすめです。
【まとめ】スノーピーク焚火台の炭床について
スノーピークの焚火台の炭床への考え方について詳しく紹介しました。
- 炭火調理をする場合は炭床が必要
- グリルブリッジを使う場合は焚火台と同サイズの炭床を選ぶ
- 他の網を乗せる場合は焚火台よりワンサイズ下の炭床を選ぶ
そして説明した通り、③以外の場合はスターターセットを購入するのがスノピ焚火台の賢い買い方ですよ!