2024年11月21日(木)20:00~11月27日(水)01:59
【レビュー】ZEN Campsのアッシュキャリーが焚き火の灰処理に超便利!火消し壺としても使える?
キャンプで焚き火をした後に、燃えカスの処理で困ったことはありませんか?
- 灰捨て場がないキャンプ場で燃えカスを持ち帰る方法に困った
- ビニール袋に入れるために完全鎮火に苦戦した
- そもそもビニール袋じゃ破れて灰が漏れ出さないか心配…
こんな悩みを全て解決してくれるキャンプ道具が、ZEN Campsの「アッシュキャリー」です。
焚き火やバーベキューの燃えカスを処理するために超便利なので、キャンパーなら1つ持っておくべきおすすめアイテム。
そんなアッシュキャリーの使用感を詳しくレビューしていきます!
ZEN Camps アッシュキャリーの基本情報
アッシュキャリーは、その名の通り灰を入れるための袋。
「キャンプ場の環境を保護して持続可能なキャンプを」という想いから生まれた素晴らしい商品です。
焚き火で残った燃えカスをしっかり持ち運べて、灰捨て場がない持ち帰りのキャンプ場で重宝します。
折りたたんでコンパクトになるので徒歩キャンパーにも最適です。
こういうアイテムってありそうでなかったですね!
なお、ZEN Campsというブランドについては下記の記事で詳しく紹介しています。
SとMの2サイズ
アッシュキャリーはSサイズとMサイズの2サイズがあります。
サイズの選び方としては、
徒歩キャンパーで荷物のサイズや重量がよほどシビアな場合はSサイズが良いでしょう。
逆にそうじゃない場合は、Mでも充分コンパクトなので、大は小を兼ねるMサイズの方がおすすめです。
人気なのもMサイズです!僕もMサイズを購入しました!
ZEN Camps アッシュキャリーの特徴・使い方
実際に使いながら特徴を紹介していきます。
こちらが買ったままの収納状態。
質感高めのチャック付き袋に入っています。
アッシュキャリー本体がこちら。
右上のZEN Campsのロゴがカッコいい。
開口部の両サイドには紐とループが付いています。
灰を入れたときに、紐で結ぶかループにカラビナを付けるかの2パターンで口を閉じられます。
裁縫糸には耐熱性に優れたアラミド繊維が使用されています。
さらに空気を遮断するオーバーラップ裁縫という縫い方がされていて、密閉性が高まり燃えカスの鎮火を促します。
生地には耐熱性のある特殊素材が使われています。
手触りはしっとりとなめらかで、焚き火シートでありがちなチクチク感は全くありません。
底部にはマチがあります。
マチを開くことでしっかりと自立します。
裏地ももちろん耐熱素材。
では、焚き火台を撤収するのでアッシュキャリーを実際に使っていきましょう。
まずは灰を入れやすいように、開口部を少しまくって広げます。
焚き火台に残った燃えカスを入れていきます。
このとき、こぼれる可能性もあるので焚き火シートの上で行ってください。
焚き火シートのカスも入れてしまいます。
開口部のまくった部分を元にもどして、空気を抜きながらくるくると圧縮していきます。
燃えかけの炭を入れる場合は必ず手袋を装着してください。
両サイドの紐を結んで閉じます。
これで完了です。
紐ではなく両サイドのループを使ってカラビナで閉じることもできます。
実際に使った感想としては、カラビナで閉じても結局は紐が邪魔なので、最初から紐で結んだ方が早いと感じました!
カラビナで使うなら紐は切っちゃうのもありかもしれませんね!
燃えかけの炭を入れた場合は、放置して冷ましてから持ち帰りましょう。
ZEN Camps アッシュキャリーのおすすめポイント
アッシュキャリーを実際に使って感じたおすすめポイントは以下の5つです。
- 灰を捨てられないキャンプ場で大活躍
- 灰捨て場があっても焚き火台ごと運ばずに済む
- コンパクトに持ち運べる
- 水洗いできる
- 安心の日本ブランド
それぞれ詳しく紹介します!
灰を捨てられないキャンプ場で大活躍
焚き火で残った灰を捨てられず持ち帰る必要があるキャンプ場は意外と多いです。
そこで袋がなくて困ったり、ビニール袋に入れて穴があかないか心配になった経験がある人は少なくないはず。
しかも、まだ熱が残っていたらビニール袋には入れられないので、水をかけてドロドロの状態で持ち帰るハメになったりして最悪です。
そんなときに、アッシュキャリーがあれば全て解決。
生地が丈夫なので穴があいて灰が漏れ出す心配がないし、燃えかけの炭でも完全鎮火させられます。
たとえ使わなかったとしても持っておくだけで安心なやつ!
灰捨て場があっても焚き火台ごと運ばずに済む
灰捨て場があるキャンプ場でもあると超便利です。
例えば、特にスノーピークなどの重い焚き火台を使う場合、焚き火台ごと灰捨て場まで持っていくだけで一苦労です。
しかも、焚き火台の運搬中に風で灰が舞って顔や服にかかって萎えるのはあるある。
そんなときに、一度アッシュキャリーに灰を移してしまえば、灰捨て場まで楽々と運搬できます。
つまりどんなキャンプ場でも活躍します!
コンパクトに持ち運べる
折りたたむとここまでコンパクトになるので、全く荷物になりません。
(大きい方のMサイズでこれです。)
ザックにさっと忍ばせたりカラビナで吊り下げておけば、徒歩キャンプでも余裕で持っていけます。
コンパクト is 正義!
水洗いできる
外側と内側の両面にシリコン加工が施されていて撥水性があります。
そのため、多少水分を含んだ灰でも気にせず入れられるし、袋の水洗いも可能です。
用途的に汚れやすいアイテムなので、水洗いで綺麗にできるのは嬉しいです!
安心の日本ブランド
ZEN Campsは日本発のアウトドアブランドです。
アッシュキャリーのように安全性が求められるアイテムではなおさら、日本ブランドなのは安心感がありますね。
また、触った質感や裁縫の精度も高いので、その辺りからもしっかりした商品であることが伝わってきます。
ZEN Camps アッシュキャリーの欠点・注意点
火消し壺ではない
勘違いしてはいけないのは、この商品は火消し壺ではありません。
付属の説明書にも赤字ではっきりとこう書いてあります。
本商品は火消し壺ではありませんので、炎が上がっている等の高温の炭や灰は入れないでください。最悪の場合、袋が破損したり、火災の恐れがあります。おおよそ鎮火している使用後の炭や灰を入れる袋です。
そのため、よくある金属缶タイプの火消し壺のように、ガッツリ燃えている炭を鎮火させて再利用するといった用途には使えません。
アッシュキャリーは、あくまで燃えカスを処理するための道具です。
逆に言うとその用途にはピカイチで、火消し壺よりも圧倒的に軽量コンパクトで取り回しが良いです。
用途を間違えなければ本当に便利ですよ!
ちゃんと冷めたか確認を忘れずに
燃えかけの炭を処理した場合は、手で触ってしっかりと冷めたか確認するようにしましょう。
うっかり高温のまま車に積み込んだりして、火事になったら大変ですからね!
【まとめ】ZEN Camps アッシュキャリーを使った感想
ZEN Campsの「アッシュキャリー」を詳しくレビューしました!
焚き火の燃えカスを処理できる、あるようでなかった超便利アイテムです。
灰捨て場がない持ち帰りのキャンプ場で重宝するのはもちろん、灰捨て場があってもわざわざ焚き火台ごと持っていく必要がなくなります。
軽量コンパクトに収納できるので、荷物にサッと忍ばせておけば、いざ灰の処理に困ったときも安心です。
キャンプするなら持っておいて絶対に損はないです!
ZEN Camps製品は公式サイトでの購入がおすすめ
最後に補足ですが、ZEN Campsの商品は公式サイトで購入するのがおすすめです。
というのも、
公式サイトは全品送料無料なうえに、5千円以上購入するとオリジナルのCB缶カバーがもらえます。
これめちゃくちゃカッコいい!
CB缶カバーもゲットしました!
焚き火シートとアッシュキャリーはどちらも便利で持っていて損はないアイテムなので、この組み合わせはかなりおすすめです。
もちろん他にも色んな商品があるので、ぜひ好みのアイテムを探してみてください!
CB缶カバーは不要であればAmazonとかでも全然OKです!