キャンパーなら一度は聞いたことがあるであろう、スノーピークの「シェルフコンテナ」。
あまりに有名なので、僕もキャンプデビューした頃から存在は知っていました。
コンテナにしては高すぎるし収納力もそこまで高くなさそうに感じて、当初は全く購入する気がなかったギアでした。
でも最近になってやっぱり欲しくなっちゃったんですよね。
そしていざ買ってみたら、その使いやすさに超感動。
こりゃ人気なわけだ!
今回はこのシェルコンを実際に使った感想を詳しくレビューしていきます!
シェルフコンテナ25と50 おすすめのサイズは?
シェルコンを買おうと思うと、まず迷うのがサイズ選びです。
シェルコンには「25」と「50」という2つのサイズがあります。
それぞれのサイズの比較がこちら。
シェルコン25 | シェルコン50 | |
サイズ | 520×325×210(h)mm | 625×405×270(h)mm |
重量 | 3.6kg | 5.5kg |
材質 | スチール(ガルバニウム鋼板)、ステンレス、竹集成材 | |
最大積載量 | 20kg/1個 | |
価格 | 10,780円(税込) | 14,080円(税込) |
僕もどちらを買うか迷ったので、
インスタ(@taro__camp)でストーリーのアンケート機能を使ってフォロワーさんにおすすめを聞いてみました。
そこでもらった意見が、
- 50は大きすぎて積載の小回りが利かない
- 50は道具も入れると重すぎて大変
- 50なら25×2がおすすめ
- 基本的に25が使いやすい
- 50じゃないと入らない道具を入れたいなら50
という感じで圧倒的に25の方が人気で使いやすいみたいでした。
自分でネットで調べてみた感じでも、同じような理由で25の方が間違いなさそう。
ということで、シェルコン25を2つ購入しました!
50は実際に使ったことがないですが、実際に25を使った感想としても上記の意見は間違いなかったなと感じます。
特別に50を選ぶ理由がなければ、基本的に25を買っておけば間違いありません。
シェルフコンテナの特徴・おすすめポイント
美しいデザイン
シェルコンは収納コンテナとは思えないほどデザインが最高です。
スノピらしいシンプルながら美しいデザインで、まさに機能美ってやつですね。
キャンプサイトに置いてあるだけで絵になるので、おしゃれキャンパーがみんな使ってるのも納得です。
積み重ねられる
シェルコンは同サイズを最大3つまで積み重ねられます。
こうやって重ねて使ってるのはキャンプ場でもよく見る光景ですね。
ぴったりとスタッキングできるので車の積載もスッキリします。
変形させてシェルフ(棚)にできる
「シェルフ機能+コンテナ機能」があるのでシェルフコンテナという名前が付いています。
この名前の通り、2in1の機能がシェルコン最大のメリット。
こうやってコンテナの状態から変形してシェルフ(棚)として使えます。
トランスフォームするなんて男心をくすぐりまくり!
もちろん開いた状態でも閉じた状態でも、こんなふうにしっかりロックができます。
シェルフの状態でスタッキングすることで、下のコンテナの中の道具もすぐに取れて非常に便利です。
普通の収納コンテナだと、よく使う道具は取り出して別のラックなどに並べる必要があって面倒なもの。
でもシェルコンならコンテナを置いてガバっと開くだけです。
そして撤収時もシェルフからをコンテナ形状に戻すだけで収納が完了します。
これがシェルコンの真骨頂です。使ってみればその便利さがわかります。
僕は最初はなんとなくシェルコンを敬遠していたんですが、使ってみてここに感動しました!
ちなみに僕はよくフィールドラックの上にシェルコンを置いてラックにしています。
フィールドラックは本当に神ギア!
追記:シェルコンレッグを購入
バリスティクスのシェルコンレッグを購入しました。
最高にカッコいいし、そのまま地面に置けるようになって利便性も爆上がりです。
さらに追記:アシグリップに交換しました
シェルコンのカスタム欲がとどまらず、グリップ交換までしてしまいました。
天板があると超便利に
注意点として、シェルコンには天板(蓋)が付いていません。
コンテナに蓋がないというのは非常に使い勝手が悪く、キャンプ中は砂ぼこりが入り放題だし、車の積載時に上に道具を積めないのも不便です。
そのため、シェルコンを使うなら天板を別で買うなり自作するのがほぼ必須といえます。
スノーピーク純正の天板というのはなく、既製品だとこういうのがあります。
天板がないという何だかデメリットのように書いてしまいましたが、逆に言うとシェルコンは天板があると超便利になります。
僕は思い切って天板を自作しました!
こちらが僕が自作した天板です。自作方法は下の記事で詳しく紹介しています。
天板があるとシェルコンの上部もテーブルや棚として使えるようになるので、一気に使いやすくなります。
ちなみに開いたシェルフの状態でも天板を安定して乗せられます。
さらに便利なのが、シェルコンを2つ重ねて天板を乗せると、ローテーブルと良い感じに高さが合うんですよね。
写真はハイランダーのロールトップテーブルですが、シェルコンがサイドテーブルとしてかなり良い感じに。
しかもシェルフ内の道具もすぐに取れるというメリットだらけ。
この使い方はかなりおすすめです!
頑丈で積載量は20kg
シェルコンはコンテナとしてのタフさもばっちりです。
積載量は20kgもあるので重いものでも収納可能。
本体はスチール製で強度があり、アウトドアシーンで安心してガシガシ使えます。
写真のように薪を放り込む使い方も良いですね。
自宅で使ってもおしゃれ
シェルコンはその美しさから自宅の収納ボックスとして使ってもおしゃれです。
僕は自宅にキャンプ道具の収納ラックを作っていますが、シェルコンはあえて脇に置いています。(ラックに入りきらないという理由もありますが。笑)
部屋に普通に置いてあってもインテリアとして良い感じで気に入っています。
シェルフコンテナの欠点・注意点
価格が高い
シェルコンは価格が高いです。25サイズで10,780円(税込)もします。
スノーピーク価格っていう感じですね。
キャンプで定番の無印ボックスは1,790円で買えるので、単なる収納コンテナとして考えるとシェルコンはやっぱり高い。
ただメリットとして挙げたように「スタッキング」できて「シェルフになる」ことがシェルコンの唯一無二のメリット。
この便利さを体感してしまうと高くても買ってよかったなと満足しています。
シェルコンの本領を発揮するには同サイズを2つ買ってなんぼなので、さらに高くなってしまいますが…。
そこはもはやご愛敬です。笑
詰め込み過ぎるとシェルフとして使いにくい
僕がシェルコンを使ってみて一番気になったポイントがここ。
中に道具をグチャグチャに詰め込むと、そのまま開いてシェルフとして使いたい場合に中身を整え直す必要があります。
こんな感じでグチャっとなる。
開くだけでシェルフとして使えるのがメリットなのに、いちいち整え直す必要が出てくると本末転倒なんですよね。
なので僕はいつもシェルフにする前提でシェルコンへの道具の入れ方を工夫しています。
さっきよりもだいぶスマートになりましたね。
これなら実際のキャンプでもそのまま開くだけでシェルフとして使え、簡単に道具を取り出せます。
本体が重い
シェルコンは本体重量が重めです。
25サイズで3.6kg、50サイズだと5.5kgあります。
中に重たい道具を積め込み過ぎると車の積載などが大変になるので注意しましょう。
持ち手が出っ張っていて積載にデッドスペースが
シェルコンは持ち手部分が出っ張っているデザインなので、車の積載時に若干のデッドスペースが生じます。
パズルのようにギリギリの積載になる場合は不便かもしれません。
僕はいつもある程度の余裕がある積載なので、ここはほとんど気になっていません。
【まとめ】スノーピークのシェルフコンテナをブログでレビュー!
スノーピークのシェルコンを詳しくレビューしました!
実際に使ってみてその人気の理由がわかりました。
なによりおしゃれだし、コンテナとシェルフの2in1になっている唯一無二の機能性がとても便利です。
ただしキャンプ道具の持ち運びという点だけで考えると、無印ボックスなどの方が使いやすいのも事実。
キャンプ初心者にはまずこういったコンテナをおすすめしますが、キャンプ慣れしてくるとシェルコンの良さがわかってきます。
無印ボックスに飽きてきたり、追加でコンテナが欲しい場合はシェルコンは絶対におすすめ。
高いだけの価値がありますよ~!