先日、「ソロキャンプの聖地」とも呼ばれる、埼玉の「月川荘キャンプ場」でソロキャンプしてきました!
過去に2回、バックパックを背負って電車で行ったことがあるキャンプ場です。
今回は車でオートキャンプをしてきました。
この記事では「月川荘キャンプ場」を写真付きでじっくり紹介していきます。
ぜひ参考にしてください!
月川荘キャンプ場の概要
基本情報
公式HP | https://tukigawasou.jimdofree.com/ |
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住所 | 埼玉県比企郡嵐山町鎌形2604 |
アクセス | 車:東松山ICから約6km 徒歩:東武東上線「武蔵嵐山駅」より徒歩1時間(バスもあり) |
電話番号 | 0493-62-2250 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
営業期間 | 通年営業 |
予約 | 不要 (バンガロー利用は要予約) |
車だと都心からも近くて便利なキャンプ場です。
電車で行く場合は徒歩だと駅からかなり遠いですが、バスもあります。
「休養地入口」というバス停で降りて徒歩15分弱くらいで到着。
もしくは駅前からタクシーで行くのもありです!
利用時間
チェックイン/チェックアウト | 10:00~翌10:00 ※チェックインが17時以降になる場合は事前連絡 |
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デイキャンプ | 9:00~18:00 |
宿泊の翌日10時までにデイキャンプ料金を払えば、レイトチェックアウトも可能です。
受付で聞いたらレイトチェックアウトは17時までOKって言われたので、デイキャンプよりちょっと短くなるのかもしれません!
利用料金
入場料 | 300円 小学生未満無料 |
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駐車場利用料 | 普通車:700円 大型(マイクロバス以上):2,500円 バイク:400円 自転車:300円 |
テント泊料金 | 持込テント料:880円 子ども(3~5歳まで):440円 |
バンガロー利用料金 | 6,825円~52,500円 |
僕は車で行ってソロでテント泊したら、
300円+700円+880円=1,880円でキャンプできました!
なかなかリーズナブルなキャンプ場ですね!
その他の情報
サイトの広さ | |
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トイレの綺麗さ | |
炊事場の綺麗さ | |
レンタル | あり |
売店 | あり |
薪の販売 | 1束540円 |
直火 | テントサイト/河原サイト:可 その他(オートサイト含む):不可 |
ゴミの処理 | 持ち帰り |
炭の処理 | 持ち帰り |
お風呂の有無 | シャワーのみ ※あまり綺麗じゃないです |
ペット同伴 | 可 |
お世辞にも設備が充実してるとはいえないです。
とにかく自然を楽しめる、やや上級者向けのキャンプ場って感じですね。
トイレの汚さはかなりのものなので覚悟してください!笑
月川荘キャンプ場の6つのキャンプサイト
月川荘キャンプ場には、なんと6つものキャンプサイトがあります。
同じキャンプ場でも表情が違ったキャンプを楽しめるのが魅力。
それぞれのサイトを紹介していきますね!
1.テントサイト
管理棟の近く、第一駐車場の目の前に広がる平坦な地形がテントサイトです。
売店やトイレも近いので利便性が高く、直火もOKです。
オートサイトではないけど、こんな感じで目の前が駐車場だから荷物の運搬は楽ちんです。
2.第二駐車場サイト
元々は第二駐車場だった場所もキャンプサイトになっています。
トイレなどが遠くて利便性が低いので、よっぽど混雑している時じゃないと利用する人は少ない様子。
僕が行ったときは閉鎖してました。
3.林間サイト
管理棟のすぐ前は林間サイトになっています。
トイレも近いから利便性はGood。直火はNGです。
あまり人がいるのは見たことないけど、ハンモックを張るならここもありかも。
4.河原サイト
キャンプ場の間を流れる「槻川」の河原もキャンプサイトになっています。
川の音と焚き火の音を聴きながらのキャンプも気持ちよさそうですね。
前の人の直火跡が残っていました。こんな感じで直火もOKのサイトです。
5.バンガローサイト
川を渡った奥にはバンガローがたくさんあって、その周りもテントを立てられるサイトになっています。
ひっそりとやりたい徒歩キャンパーに人気の場所。
6.オートサイト
他のサイトとは少し離れた場所にオートサイトがあります。
直火NGですが、豊かな森に囲まれていて川の音も聞こえるのでロケーションは最高。
オートキャンプだけじゃなくて徒歩キャンパーもよくここを使っています。
ここが月川荘キャンプ場で一番おすすめのサイトです!
月川荘キャンプ場の施設・設備
続いて月川荘キャンプ場の設備について紹介していきます。
キャンプ場への入口
東松山ICを降りて国道254号から県道173号を走ると、月川荘の看板が見えてきます。
ここがキャンプ場の入口なので、右折して入りましょう。
少し進むとまた看板が立っていて、左に進むと管理棟にたどり着きます。
この道をそのまま直進するとオートサイトに続いています。
オートサイト利用の場合も、まずは左折して受付を済ませましょう。
受付・管理棟
こちらが管理棟。
かなり年季が入った建物です。
こちらの窓口でチェックインと支払いを済ませましょう。
なにやらサインがたくさんあります。
月川荘キャンプ場はドラマや特撮系の撮影場所としてもよく使われるそうです。
都心から近めで自然豊かだからかな?
薪や炭もここで買えます。
薪は1束540円なり。
受付でお茶やビールの販売もしています。
ちなみに表に自販機も有り。
なぜか冷蔵庫にまで色紙が入っていますね。笑
管理棟の周りには猫ちゃんが数匹います。
どうやら黒いのがお母さんで家族みたい。
とてもかわいい。
そして月川荘名物(?)のヤギもいます。
一応繋がれてはいるけど、ほとんど放し飼い状態。
近づいても襲ってくることはないっぽいので、普通に触れあえます。
襲われない保証はしません!笑
橋とゴンドラ
川の向こう側の河原サイトやバンガローサイトを利用する場合は、こちらの橋を渡る必要があります。
幅が狭いので結構怖いです。笑
そしてこれまた月川荘名物のゴンドラ。
川の向こうにキャンプ道具を運搬するのに使います。
どこかで台風の被害でゴンドラがなくなったっていう情報を見かけましたが、その後リニューアルされたみたいです。
僕が行ったときはピカピカでした。
バンガロー
要予約ですがバンガロー利用もできます。
川の向こうにかなりの数が立ち並んでいます。
トイレ
月川荘の唯一にして最大の欠点がトイレの汚さです。
あまり綺麗な写真ではないので、汚いものが苦手なマダムはサッと飛ばしてください。
いきますよ。
こちらは管理棟前の男子トイレですが、便器ではなく壁に向かってするという仕様。
今時ほとんどない…というか、
ここでしか見たことがありません。笑
奥の扉は個室で、洋式ではなく和式です。
しかも汲み取り式。(いわゆるぼっとん便所。)
トイレの横にシャワーもありますが、こんな感じで綺麗じゃないので使う人はほぼいません。
こちらはオートサイトのトイレ。
仮設トイレみたいな感じですね。
同じく和式で汲み取り式になっています。
近づくだけでちょっと匂うくらいには衛生状態がよろしくないです…。
水道・炊事場
続いては水回りの様子。
こちらは管理棟の目の前の炊事場です。
こちらはバンガローサイト付近。
炊事場というよりは水道があるだけって感じです。
こちらはオートサイトの水道。
同じく水道があるだけで最低限の設備です。
オートサイトへの道
さっきのこの看板を道なり(右側)に行くとオートサイトに着きます。
進むとこんな感じで森の入口に辿りついて、
唐突にめちゃくちゃオフロードになるので注意してください。笑
この道で対向車が来たら、どちらかが引き返さないとすれ違えません。
ちなみに徒歩の場合は、管理棟横のこの道を川沿いに進むとオートサイトへの抜け道になっています。
途中がなかなかの断崖絶壁でスリリングな道ですが、車道を回るよりも圧倒的に早く管理棟からオートサイトに着きます。
月川荘キャンプ場の当日の混雑具合
このときは2月の金土で行きました。
金曜日の10時半くらいに到着しましたが、混雑具合としてはこんな感じ。
- オートサイトの先客は1組だけ
- テントサイトは僕の後に1組だけ
- バンガローサイトは2組
- 河原サイト/林間サイトは利用者ゼロ
- 第二駐車場サイトは閉鎖
夜になってもオートサイトは最終的に僕も含めて4組だけだったので、
かなりゆったりとキャンプすることができました。
翌日の土曜日も10時にチェックアウトしたのですが、混雑している様子はなかったです。
少なくともオフシーズンの冬場であれば、
土曜日でも午前中に着けば普通に良い場所を確保してキャンプができそうな感じでした。
混雑が嫌な場合の選択肢としておすすめです!
月川荘キャンプ場での僕のキャンプスタイル
今回はサーカスTCでソロキャンプ。
相変わらずソロのくせに物量が多いスタイルです。笑
キャンプ場内を一通り散策したり写真を撮ったら、
さっそく一人で乾杯ですねぇ~!
金曜日の昼間から山の中で飲むビールは最高。
「ジョンソンヴィルのソーセージ」が美味しすぎてビールが進む。
ユニフレームの「山フライパン深型」は、
フライパンにも鍋にもなる万能クッカーなので愛用しています。
ソロキャンプ定番の焚火台「ピコグリル」で明るいうちから焚き火を始めます。
超軽量コンパクトなのに大きい薪もそのまま乗せられて、本当に良い焚火台です。
月川荘キャンプ場は騒ぐキャンパーが少ないので、夜は静かな時間が流れます。
川が流れる音も聴こえてヒーリング効果は最高でした。
月川荘キャンプ場の良いところ
ソロキャンプに最高
月川荘は「ソロキャンプの聖地」とも呼ばれるくらい、ソロキャンプには最高の場所です。
理由のひとつは、車がなくても電車・バス・徒歩でも行けるという点。
あとは設備が整ったキャンプ場ではないのでキャンプ慣れしたマナーの良いお客さんが多く、
やたらと騒ぐグループキャンパーが少ないのもソロキャンプに向いている理由です。
ソロキャン好きなら一度は行ってみて!
色んなサイトを楽しめる
説明した通り、月川荘キャンプ場には6種類ものサイトがあります。
それぞれのサイトで雰囲気が全然違うので、何度行っても違ったキャンプを楽しめます。
初めて行くならオートサイトがおすすめです!
利用料金が安い
料金が比較的に安いのも嬉しいところです。
車1台のソロキャンプなら1,880円でキャンプできます。
ソロキャンプはできるだけお金かけたくないですもんね!
都心から近い
これは東京の人だけのメリットですが、
都心から車で1時間ちょっとで着くので便利です。
山梨の富士五湖周辺まで行くのはちょっと遠いなぁ…ってときに、
こういうキャンプ場を選択肢に持っておくと良いですね。
月川荘キャンプ場のイマイチなところ
トイレが汚い
もうこれが本当にダメなポイントですね。笑
Googleのレビューでも、とにかく「トイレが汚い」って口コミが多数。
逆にいえば、このデメリットのおかげで上級キャンパーだけが集まる良いキャンプ場になっているのかもしれません。
でもやっぱりトイレは何とかしてほしいですね。
月川荘は女性や子供連れのキャンプには絶対におすすめしません!
サイトによっては荷物の運搬が大変
河原サイトやバンガローサイトは細い橋を渡る必要があるので、荷物の運搬が大変です。
アウトドアワゴンも通れないので、背負って運ぶかゴンドラを利用します。
河原サイトとバンガローサイトはバックパックの徒歩キャンパーが使う場所って感じです!
【まとめ】月川荘キャンプ場レビュー
埼玉の月川荘キャンプ場について詳しくレビューしました!
上級キャンパーが多くて静かでゆったりとできる、男性のソロキャンプには最高のキャンプ場です。
決して設備は整ってないけど、
自然と触れ合って静かにゆったりと過ごしたいならとってもおすすめですよ。
「ソロキャンプの聖地」とも呼ばれる場所なので、
ソロキャンプ好きならぜひ一度は行ってみてください!